
メキシコのゴアグラインドの2007年作の2nd。
バンド名が無駄に長すぎる。
当然だがパルコでもパルシステムでも
葉月パルでもパスモでもパスポ(変換キー押したら
PASSPO☆って候補に出るのね)でもない。
略してパラコでいいのかもしれない。
Googleで検索するとご丁寧に
右の方にカタカナでバンド名を表記してくれている。
バンド名だけでなく、アルバムタイトル、
そして一つ一つの曲名等、
ある種のおふざけ感なのだろうか?
無駄に長い名前である。覚えられないし。
デスメタルの最近聴かないし、
ましてやこっち系はもっと聴かないが
ユニオンでたまたま再発されていたので
試しに購入してみたという形。
Twitterにはびこる自称フェミニストや
ジェンダー活動家やらが発狂しそうな
この手のバンドのお約束的な?
エログロテスクジャケットである。
ライナーも同様にこれまたキツくて
自分のような分らない人にとっては
何の意味があるのだろうと
ポカンとさせられる。
ちなみに"はるまげ堂"の宣伝カードが
封入されていて、どうやらこのCDは
直輸入盤ではあるのだが、
日本のレーベルからの海外に向けて
リリースされたようなものである。
元々はゴアグラインドをベースにした
デスメタルをプレイしていて
ドラムのスネアロールが凄いだのなんだの
言われているスラムデスの5枚目。
前々作辺りから初期のような
ゴアグラインド色よりもブルータルデスメタル色を
強めてきたこのバンド。
そこに来て2019年作のこのアルバムはどうかと
気になり聴いてみた。
Amputated Vein Records (2008-08-01)
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アメリカ(カルフォルニア)出身のゴアグラインドテイストな
ブルータルデスメタル。残酷なジャケットだが
LAST DAYS OF HUMANITYのように
いわゆる死体写真系でない所が彼らの優しさを感じる(謎)。
ひたすら遅いテンポが続くのだが、時折めっちゃ速いブラストや
高速パートが飛び出すいわゆるスラムデスというヤツの様だ
(これがはたして的確な説明かどうかは不明)。
その代表格と言えばDEVOURMENTなわけだけど
それに負けじとこのバンドもなかなか負けず劣らずの事をやっている。
ズンズンズンズンとじわじわと圧殺しにかかる
ひたすら遅いリズムとミドルテンポがメインに
本当に歌詞があって発音しているのか不明な
下水道Vo(&時折豚の鳴き声)が特徴がメインなんだけど、
そんな中にブラスト疾走やら
高速スネアロールが飛び出してくるそんな感じ。
ブラストを多用した(多用しなくてもだが)
疾走メインのブルータルデス/ブラックメタル好きな人は
こういうグルーヴィな(?)サウンドは一気に聴き流せないので
おそらく退屈なサウンドに思えてしまいそうなので
スルーした方がいいかと思われる。
DEVOURMENTよりも疾走やらのパートが少ないがためにメリハリが少なく
自分でさえも途中で退屈になってしまった。
まぁいつ飛び出すかわからない高速スネアとかブラスト疾走をかましてくれる分、
ブラスト疾走をしないでひたすら遅いOBITUARYよかは
面白いかもしれない(いやそれは言い過ぎか?)
01. Excavation of Encystation
02. Intracranial Butchery
03. Consummating Omophagia
04. Aesthetic Upholstery of Molested Dead Flesh
05. Uterovaginal Insertion of Extirpated Anomalies
06. Sanguinary Misogynistic Execration
07. Metamorphic Congenital Malformation
08. Embryonic Gastronomy
09. Incisions of Unequivocal Suffering
10. Remnants Of Cephalotripsy
Willowtip Records (2016-01-08)
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オランダのゴアグラインド色のあるブルータルデスメタル2枚目。
何でもドラムが自殺をする前に作られたアルバムなのだそう
(新たなドラムを加えてのリリースではないのだとか)。
気味の悪いインストに叫び声の女性のインスト#1から
ブラストメインの疾走#2へとなだれ込む。
音が軽くて説得力に欠けるのが難だけど、
メンバーの演奏力は確かなものがある
(それだけにもったいない気もするんだが…)。
- LACRIMAS PROFUNDERE/How to Shroud Yourself with Night (12/24)
- IMPERIAL CIRCUS DEAD DECADENCE/殯――死へ耽る想いは戮辱すら喰らい、彼方の生を愛する為に命を讃える――。 (11/23)
- PENCEY SLOE/Neglect (11/20)
- DRAGONLAND/The Power Of The Nightstar (11/19)
- DAWN OF SOLACE/Flames of Perdition (11/17)
- ALESTORM/Seventh Rum Of A Seventh Rum (11/07)
- GLASYA/Attarghan (11/05)
- THE UNCROWNED/Witness (11/02)
- FIRTAN/Marter (10/31)
- DRAGONLANCE/Chaos And Law (10/29)