フィンランドのメロディックメタルの2022年作の6th。
中心人物・Anton Kabanenが
脱退後にBEAST IN BLACKを結成し、
むしろそっちの方がよかった、
というのが前作だったので
今作も同様なんじゃないかと思って
スルーしていたのだが…。
ワードレコーズ (2017-08-30)
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ギリシャのシンフォニックブラックメタルバンド。
前作はやっていることが正直
スウェーデンのDIMMU BORGIRとどう違うの?
と言われるくらいに派手なオーケストレーションを多用した
シンフォニックブラックメタルをやられてた
(とはいっても個人的な感想では本家の
DIMMU BORGIR/Abrahadabraよりも
メロデックさは薄めだった)のだが
そんなこんなで2017年作の今作も
やっていることは前作の流れを引き継いだもので
前作を軽く上回ったような作品に仕上がっている。
OYSTER BROTHERS RECORDS (2016-12-07)
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デビューアルバムは女性Voとギター、シンセ奏者の3人体制で
ドラムが打ち込みで大したことのない内容だったが
続くセカンドでリズム隊を加えて飛躍的にレヴェルアップした
シンフォニックメタルバンドの3枚目。
前作が個人的には音質以外あまりにも内容が良かったがために
ハードルを上げすぎた感が強くて正直心配だったわけだが。
今作は、前作の内容からメジャーデビューを期待してたのだが
そういうわけにもいかなかったようで再びインディーから
轟音の様な音質は改善されていて非常に聴きやすく、
ある種耳障りのいいサウンドになっている反面
軽い印象も受ける。但しこれは全然問題のないレヴェル。
今作もシンセによるインストから始まるが、
ニューウェーヴ的な音でアルバム全体が
そっち方向なのか不安を感じたが
いざ本編#2が始まった途端その不安はかき消される。
曲やメロディは前作の延長線上で
ひとひねりふたひねりさせて
日本人好みのサウンドに仕上げている所は流石である。
今作は前作よりも明確に明るめの曲があったりもする。
Black-listed Records (2016-10-28)
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日本の女性Vo擁するシンフォニックメタルバンドの2枚目。
今作もなにかのコンセプトアルバムの様。
前作も女性Voがクセがありつつも曲自体は
この手のサウンドが好きな人にとってはたまらない内容で
個人的には満足していたのだが…。既に廃盤だと、オイ!
そして今作、帯のジャンルにはゴシックメタルの代わりに
メロスピだのシアトリカルメタルだの書かれているが…。
久々に見たBURRN!ではなかなかの高評価だったのだが、
この手のお約束のインスト明けの#2は
派手なオーケストレーションを使用した
壮大でドラマティックな曲なんだが…、
- BLANKENBERGE/Everything (07/23)
- SHAPE OF DESPAIR/Return To The Void (07/10)
- SHIVER OF FRONTIER/Faint Hope To The Reality (07/06)
- MANEGARM/Ynglingaattens Ode (07/04)
- ANGELIC FOE/Mother of Abominations (06/30)
- TIERRA SANTA/Destino (06/25)
- BATTLELORE/The Return of The Shadow (06/22)
- ALI PROJECT/Belle Epoque (06/18)
- SEVENTH WONDER/The Testament (06/15)
- EVADNE/The Pale Light of Fireflies (06/12)