クワイアから民族楽器を駆使した音楽
そして本編…いきなし説得力のあるデスVoが登場し、
コーラス部分になるとクリーンなコーラスが登場する
ありがちなメタルコア/モダンメロデスなので
あぁやっぱりねといったかんじ。
ただ、他のバンドよりもシンフォニック色が
やたらに強いのが特徴なんだろう。かなり派手なオーケストレーションを
曲全体に多用していて非常に壮大でドラマティックだ。
元々はアラビアのフレーズを多用した
メロデス(程でもないらしい)ようだけど
確かにそういう部分が随所に登場すると思わずにやりとさせられる。
ただ、#2のように曲によってはその民族的なフレーズよりも
どちらかというとホラー色の強いシンフォニックブラックメタル
の要素が強く出ている上(ブラスト疾走するとまさにそのものである)、
要所でクリーンVoの登場すると
メタルコア路線になってしまったりする。よくわからない。
若干のプログレっぽさもにおわせている。
これは嫌見にならない程度でまぁいいとするが
またこのアルバムではアラビア(エジプト的とも…)と
シンフォニックブラック(デス)メタルの要素の
2つの要素が上手く噛み合っていないという感じがしてならない。
つまりそのブルータルデスとしては攻撃力がないし
メロデスとしてはメロディが今一つだし、
明確にどこを目指したいのかが今一つ見えてこないというか…。
要は個人的に気に入らなかったサウンドだったということか。
01.Damascus Gate
02.Paropamisadae
03.Sun Shield
04.The Keeper of Shangri-La
05.Fallen is the Simulacrum of Bel
06.Colossus
07.Nightfall on Numidia
08.Praetor of Mercury
09.Zadyin Arga
- CRYSTAL EYES/Starbourne Traveler (12/11)
- ALESSANDRO FARINELLA/Road to Damascus (12/09)
- TWILIGHT FORCE/Dawn Of The Dragonstar (12/07)
- HIZAKI/Back To Nature (12/05)
- FROZEN LAND/Frozen Land (12/02)
- ETERNAL STORM/Come the Tide (11/27)
- GECKO'S TEAR/Contradiction (11/24)
- WOODS OF INFINITY/Ljuset (11/22)
- VISION DIVINE/When All The Heroes Are Dead (11/19)
- 藤田恵名/色者 (11/17)