いかにも北欧にありがちな
寒々しい感じの色使いのジャケットで
てっきり北欧系のバンドかと思いきや
スペインで結成されたというメロデスバンド。
動画サイトにあったので
試しに聴いてみたら意外とよかったのだが
その地点ではまだ南欧とはしらず
てっきりイエテボリ産のメロデスかと思ってた。

イタリアのフォークメタルの2019年作。
このバンドもかなりのキャリアが長く、
ヴェテランでもあるわけだが、
このバンドはアルバムによって
クサいメロディやフレーズが多い
メロパワ的な聴きやすいものと
やたらヘヴィ路線で聴きづらいものが
極端に分かれているので
今作はどちらになるのか不安だったのだが。
オランダのEPICAの中心人物が
立ち上げているもう一つのバンド
(プロジェクト?)の3枚目。
やっている事はEPICA同様に
壮大なオーケストレーションを多用して
ヘヴィで攻撃的なサウンドなのだが
まぁこっちの方がよりアグレッシヴで
EPICAがゴシック的なのに対して
こちらはメロデス的という趣なのだそうだが…。
質の高い内容ではあるが
肝心のメロディに関しては
今一つ耳に残るものがないという欠点が
過去2作ではあったのだが
3作目となる今作では
その弱点が果たして払拭されているかどうか…?
ギリシャのメロデスバンド。
Amazonとかではスウェーデンになっているが
中心人物はギリシャのメロデスバンドの
EXHUMATIONのメンバーなので
ギリシャ出身というのが正しいかと?
既に8枚目になるという。
今までまともに聴いた事がなかったので
今回初めてまともに聴いてみた。
ギリシャのヴェテラン暗黒系メタルの
2019年作。何でもこのバンドは
作品ごとに色々なサウンドをやられて
特定のジャンルにとらわれないそうで
(とは言っても全て暗黒系だが…)、
今作はジャケットから
アンチキリスト系のにおいがプンプンしてくる。
何かとても攻撃的な印象も受ける。
実際最初は聖歌のようなバッキングに
焦燥感のあるヴォイスが入るSEで始まるわけだし…。
Walkure Records (2018-11-21)
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日本のメロデスバンドのミニを挟んでの
3rdフル。2018年作。
最近はモダンなエッセンスを
取り入れたメロデスや
メタルコアをベースにしたようなそれが
主流になってしまっているが
それは日本においても同じ事で
ある種嘆かわしいものではあるが、
このバンドに関しては
徹頭徹尾、純粋なメロデスといってもいい。
前作は金八俳優による
説得力に欠けた酷いしゃがれVoにより
高クオリティの楽曲を台無しにしてしまうという
とんでもない内容だったのだが
その後のミニでは今作の専任Voとなる
説得力のあるわめきVoに交代して
何とか持ち直したと言った感じで
そのミニの後の待望のフルアルバムとなる。
イタリアのプログレッシヴなメロデス。
2018年作。
ここ最近はかなりプログレ色を強めて
そのせいか、肝心のメロディが今一つ感が強く
そんな中今作が登場したのだが、
とてもそのプログレ的なアプローチを感じさせない
正直90年代のメタルバンドに見られたような、
ホラーアニメのようなジャケットに驚かされる。
日本の(確か静岡だったような気が…)の
一人デプレッシヴブラックメタルの2017年作。
最初に知ったのはHAPPY DAYSという
バンドとのスプリットCDで知ったのだが
日本にもこんな事をやっている人が
おられるのかと驚いたのだが…。
SMJ (2018-09-26)
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フィンランドのメロデスバンド。
モダンとはまた違う
近代的な雰囲気を漂わせ
そこにプログレ風味を加味したような
メロデスをやられているのだが
果たしてこの新作ではどうなるのかと
思って聴いてみたのだが…。
やっている事はさほど変化は見られない。
インスト#1のやり切れない程の
物悲しいメロディのギターフレーズに
しんみりさせられていると
突然#2になだれ込むので
驚かされるわけだが。
チェコのドゥームゴシックメタルバンドの
2018年作にして6枚目。
バンド名の方がアルバムタイトルよりも
長げぇのは今作も同じ(笑)。
重々しいチェロや幻想感のあるダルシマー
そしてフォーキーとは一味違う
ミステリアスなメロディを奏でるヴァイオリン
といった楽器を駆使し
ドゥーミーなメタルととプログレ的な要素をミックスさせ
女性VoやデスVo、クリーンな男性Voが
乗っかり、時にはダークで
時には優雅だったり、不気味な雰囲気だったり
何ともいえぬ不思議な感覚にさせてくれるバンドだが
前作(だと思われる)Navazは
メタルとはあまり縁のないザビエルレコードからも
発売されているのには驚かされたが
(しかしNavazの地点で11枚目って
このバンド、そんなに出していないような…)…。
- CRYSTAL EYES/Starbourne Traveler (12/11)
- ALESSANDRO FARINELLA/Road to Damascus (12/09)
- TWILIGHT FORCE/Dawn Of The Dragonstar (12/07)
- HIZAKI/Back To Nature (12/05)
- FROZEN LAND/Frozen Land (12/02)
- ETERNAL STORM/Come the Tide (11/27)
- GECKO'S TEAR/Contradiction (11/24)
- WOODS OF INFINITY/Ljuset (11/22)
- VISION DIVINE/When All The Heroes Are Dead (11/19)
- 藤田恵名/色者 (11/17)