声優の小岩井ことりという人と
BLOOD STAIN CHILDのRyu
(この方がなぜ女装をしているのかが謎だが)
がタッグを組んだユニット。
かねてよりこの声優の方が
望んでいた…らしい。
BLOOD STAIN CHILDという名前を
見た地点で個人的には受け付けなかった
YUZUKINGDOMの音楽性が
頭によぎってしまったのだが…。
BLOOD STAIN CHILDのメンバーと
Q'ulleというロックダンスユニットの女性が
参加しているプロジェクトらしい。
ゆずきという名前なので
てっきり少し前までグラレスラーという肩書で
女子プロレスラーをやられていた
グラビアアイドルの方かと思ったら
全く違う人でやんした。
ジャケットは海外の(似たような音楽性の)
バンドで見た事があるようなないような…?
クワイアから民族楽器を駆使した音楽
そして本編…いきなし説得力のあるデスVoが登場し、
コーラス部分になるとクリーンなコーラスが登場する
ありがちなメタルコア/モダンメロデスなので
あぁやっぱりねといったかんじ。
ただ、他のバンドよりもシンフォニック色が
やたらに強いのが特徴なんだろう。かなり派手なオーケストレーションを
曲全体に多用していて非常に壮大でドラマティックだ。
元々はアラビアのフレーズを多用した
メロデス(程でもないらしい)ようだけど
確かにそういう部分が随所に登場すると思わずにやりとさせられる。
ただ、#2のように曲によってはその民族的なフレーズよりも
どちらかというとホラー色の強いシンフォニックブラックメタル
の要素が強く出ている上(ブラスト疾走するとまさにそのものである)、
要所でクリーンVoの登場すると
メタルコア路線になってしまったりする。よくわからない。
若干のプログレっぽさもにおわせている。
これは嫌見にならない程度でまぁいいとするが
またこのアルバムではアラビア(エジプト的とも…)と
シンフォニックブラック(デス)メタルの要素の
2つの要素が上手く噛み合っていないという感じがしてならない。
つまりそのブルータルデスとしては攻撃力がないし
メロデスとしてはメロディが今一つだし、
明確にどこを目指したいのかが今一つ見えてこないというか…。
要は個人的に気に入らなかったサウンドだったということか。
01.Damascus Gate
02.Paropamisadae
03.Sun Shield
04.The Keeper of Shangri-La
05.Fallen is the Simulacrum of Bel
06.Colossus
07.Nightfall on Numidia
08.Praetor of Mercury
09.Zadyin Arga
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