スウェーデンのプログレメタル2022年作の6th。
なんでもここのVoは
KAMELOTのVoも兼任しているとか。
既にRoy Khanは脱退しているのは知っていたが、
その後ここのバンドのVoだったとは知らなかった
(というかこのバンドの名前こそは知っていたが
音を実は聴いたことがなかった)。
暗めのジャケットだった前作に続き、
今作は気難しめの神経質な雰囲気が
してきそうな気配なんだが…?
イタリアのプログレメタルバンド。
2020年作で10枚目になるそう。
一時はプログレ色を薄くして
(あまり受けがよくなかったとか
セールス的な問題があったとかなんとかかんとか…)
メロパワ色を強調していたものの、
前々作辺りからまたプログレメタルに戻り、
初期のころにはなかった力強さのある
プログレメタルになったという感じか?
タイのシンフォニックメタル。
前作も確か派手なジャケットで
そのジャケットに負けしないような
クオリティだとレビューサイトでは
賞賛されていたらしい。
今作はVoに元GALNERYUSのVo、
山口将宏(YAMA-B)を迎えて
(なぜこの表記なのかは不明)の新作なのだが。
このメーカー、歌詞と対訳はあるのに
解説がないという、
逆ベルなんたら~のようなこと
をしてくれている不親切さのために
どういういきさつでYAMA-Bが
迎えられたのかが全くわからない。

イギリスのプログレメタルの6枚目らしい。
6月にリリース予定だったものが
突然のリリース延期だったので驚いたが
それはなんでもコロナ関係だったらしい。
黄色にウィルスのようなシンボルが中央にある
というシンプルながらも何か異様さを感じさせる
ジャケットが物語るように
今作はウィルスによって世界が蝕まれていく云々
という重くてダークなテーマがあるらしく
前作とのつながりもあるんだとか…。
女性ギタリストがいる5人組の
オーストラリア産のプログレメタルの19年の7枚目。
随分とアルバムをリリースしている事に驚く。
以前、5thを買い逃し(既にCDとしては廃盤のはず)
た事もあって今作は急いで購入
(その間に6枚目がリリースされていた事も知らず)。
何だかオシャレなジャケットが目を惹きつけるが
冒頭から流れるモダンなシンセが
まさにこのジャケットを物語っているような?
チュニジアのプログレメタルの5枚目。
最近この手の中近東系フレーズを
盛り込んだフォロワーバンドも
増えてきたものの本家の域を
超えるようなものではないのだが…。
前々作で衝撃を受けたものの、
期待して前作を聴いたら
何ら変わり映えのしない内容だったので
(とはいうもののクオリティは非常に高いのだが)
今作もどうせ変わり映えのしない
しかしクオリティの高い内容ではある
その程度の感想しか出せないと
思いつつ聴いてみることにした。
イギリスのプログレメタルの
ライブ作の後の2018年作で4枚目だと思う。
前作は、個人的(あくまでも個人的な感想ですよ)
にはピンと来なくてつまらない
と斬り捨てた記憶があるので
今作もその延長線上のような感じが
否めなかったのだが…。
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イタリアのメロディックメタルバンド。
たまたま動画サイトに上がっており、
ロゴがReinXeedによく似ていて
ジャケットもそれ系をやられるような
そんな(もちろんに意味でだが)
B級感のあるようなメロスピを期待して
いざ聴いてみると、のっけから
ミドルテンポでどっしりとした感じの
アメリカンハードロックで驚かされる。
個人的にはメロスピだと思っていたので
驚いてしまったのだが
どうもこのバンドはアメリカンハードロックだけを
やりたいわけではなかったようで。
#1のそれでさえもギターソロの時には
バッキングは変速拍子を絡ませてくる有様で
ちょっと意外性をついてくる。
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ドイツのプログレメタルバンド。
何作目かは分からないがまだ地味に活動をしていたのかと
(いや、自分が知らないだけだったんだが…)。
やっぱりこのバンドも昨今のモダン志向をモロに受け
(前からへヴィではあったがここまでな音ではなかった)、
音的には非常にへヴィになっている。
いや、へヴィな音になったのは
どうも今作に始まったことではないようだが…。
そしてやっていることは変装拍子を絡ませながら
ひたすらミドル&スローテンポ主体とした
かなりひねくれたサウンドを展開…。
へヴィなギターにシンセが絡むといったスタイル。
いかにも~なモダンな電子音と
ピアノを巧くギターとからませながら
怪しい世界観をより大きくさせているシンセが
特徴的なインスト#1からそのまま#2に突入。
線の太いVoには特に違和感もないし
説得力が高くこれは特に問題はなし。
問題なのは
先述したスローテンポに変速拍子を絡ませて
ダークかつミステリアスなメロディといった
似たような展開のサウンドが続く事で
これがものすごくマイナスアクションとなっている。
つまり一聴してまた聴きたくなるような
サウンドとは程遠いようなものになっている。
特に#4や肝心のタイトルトラック#7なんかは
2度と聴きたくないだろうというくらい
正直かったるいという印象しかない。
全部が全部酷い歌メロというわけでは決してなく、
よくよく聴くとそれなりに惹きつけるような曲も
用意はされてはいるのだが、
正直似たようなリズムの曲ばかりなので
それがアピールされにくいものになってしまっている。
いっそのことストレートに疾走するような
曲も用意してみてはよかったのではないかと。
それとか極端にリズムチェンジして
疾走するパートを設けるとかもちっと
派手さを加えてメリハリをつけたら
もっと印象が変わったと思う。
先も書いたように
ひたすらダークでへヴィでひねくれたリズムの曲が
ひたすら続くようだと
結果的に良いメロディも耳に残りづらくなる。
ボーナストラックが最も躍動感にあふれており
一番印象に残る…、
というのはあまりにも皮肉である。
それでも#6のようなバラードや
曲の途中で物悲しいヴァイオリンが入る
#8等はなかなかよかったとは思うけど。
1. Alert (Instrumental)
2. Light Up The Darkness
3. No Sorrow
4. See The Truth
5. Overrun
6. Innocent
7. 7 Days
8. Dancing With A Ghost
9. The Great Admit
10. Last Warning
11. Left Behind
12. Whipping The Flies (Bonus)
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ドイツのプログレメタルバンド。
90年代に活動しているのは知っていたが
一度解散して再結成したんだとか、
しかも驚いたことにVICTOR SMOLSKIが参加しているというらしく
それもあってかマーキーから日本盤も出ている。
過去の音源はよく知らないので何とも言えないが
やはりこのバンドも今風の流れに逆らえなかったのか
モダンな要素を加えている。シンセの使い方も今風。
- LACRIMAS PROFUNDERE/How to Shroud Yourself with Night (12/24)
- IMPERIAL CIRCUS DEAD DECADENCE/殯――死へ耽る想いは戮辱すら喰らい、彼方の生を愛する為に命を讃える――。 (11/23)
- PENCEY SLOE/Neglect (11/20)
- DRAGONLAND/The Power Of The Nightstar (11/19)
- DAWN OF SOLACE/Flames of Perdition (11/17)
- ALESTORM/Seventh Rum Of A Seventh Rum (11/07)
- GLASYA/Attarghan (11/05)
- THE UNCROWNED/Witness (11/02)
- FIRTAN/Marter (10/31)
- DRAGONLANCE/Chaos And Law (10/29)