日本のメロデスバンド、
VEILED IN SCARLETの中心人物Keijaと
SERPENTのVoだったKenとのユニットで
デビューミニアルバム(だと思う)。
ちなみにこのユニット名とこのアルバムタイトルが
逆に覚えそうにもなるが
あくまでもバンド名がGRAVE TO THE HOPEである。
日本の(おそらくひとり)シューゲイザー
ブラックメタルの1stEP。
油絵のような美しいジャケットが
購入意欲をそそられる。
ポストブラックメタルにあるトレモロはもちろんのこと
CDショップ(そこがリリースしている)の
宣伝文句にはシャンソンだの
4度進行だのの文字が書かれていて
気になったので購入してみた。
相変わらず帯とジャケットだけでライナーはなし。
なので歌詞が日本語なのか
英語なのかそれとも別の言語なのかも不明。

エクストリームなサウンドをアイドルが歌うという
スタイルで話題になって日本のみならず
世界でも名が知られまくっている。
3枚目のアルバム。
何でもこのアルバムの前に3人組から
一人脱退して2人体勢になっている。
そんな事は個人的にはどうでもよく
正直このユニットが果たして"メタル"と
呼べるものなのか正直疑わしい音楽性で
個人的には1stの地点でアカンということで
2ndはスルーしたのだが、
中古CDを売っているネットショップで
所属事務所が出しているであろう3rdの
豪華ジャケットに惹かれて
(ここもまたある種の買い物依存症)
1万円以上出してダメもとで聴いてみた。
BLOOD STAIN CHILDのメンバーと
Q'ulleというロックダンスユニットの女性が
参加しているプロジェクトらしい。
ゆずきという名前なので
てっきり少し前までグラレスラーという肩書で
女子プロレスラーをやられていた
グラビアアイドルの方かと思ったら
全く違う人でやんした。
ジャケットは海外の(似たような音楽性の)
バンドで見た事があるようなないような…?
Walkure Records (2018-11-21)
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日本のメロデスバンドのミニを挟んでの
3rdフル。2018年作。
最近はモダンなエッセンスを
取り入れたメロデスや
メタルコアをベースにしたようなそれが
主流になってしまっているが
それは日本においても同じ事で
ある種嘆かわしいものではあるが、
このバンドに関しては
徹頭徹尾、純粋なメロデスといってもいい。
前作は金八俳優による
説得力に欠けた酷いしゃがれVoにより
高クオリティの楽曲を台無しにしてしまうという
とんでもない内容だったのだが
その後のミニでは今作の専任Voとなる
説得力のあるわめきVoに交代して
何とか持ち直したと言った感じで
そのミニの後の待望のフルアルバムとなる。
日本の(確か静岡だったような気が…)の
一人デプレッシヴブラックメタルの2017年作。
最初に知ったのはHAPPY DAYSという
バンドとのスプリットCDで知ったのだが
日本にもこんな事をやっている人が
おられるのかと驚いたのだが…。
Zemeth (2017-06-28)
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Amazonでたまたま見かけたジャケットが気になって
調べて見たらなんでも
"哀愁歌謡ノスタルジック
メロディックデスメタルプロジェクト"らしい。
レビューを見れば一人でやられていることもあり
ドラムはどうやら打ち込みっぽい。
前面に押し出した派手なシンセ、ピアノ
そしてヴァイオリン等に彩られた
非常にファンタジック性の強いメロデス
と言った感じだろうか。
そのためにギターやVoがどことなく遠慮気味で
メタル的な重量感にかける。
なんだか同人系にもアピールするようなサウンドだ。
GYZEのメンバーも参加しているそうで
その点からどういう展開かは予想できるのだが…。
Walkure Records (2016-12-21)
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日本のメロデスバンドのミニ。
2ndフルはとにかく俳優出身のVoの説得力に欠けた
しゃがれVoにげんなりさせられてしまったのだが
そのVoは脱退したこともあり、
新加入(というかゲストなのか?)のVoには
ある種の不安要素を感じたのだが…。
さみしげなピアノのインストから
そのメロディを基調としたメロデスを展開する
ファーストトラックから
1stにあったようなどことなく落ち着き感
(そう感じたのは自分だけ?)
というものはなく、非常に快活でアグレッシヴで
シンフォニックさも加えた
非常にわかりやすく、親しみやすいメロディ満載の
そしてこれを待っていたと言わんばかりの
わめきVoが乗っかるという感じ。
不安要素満載だったこのわめきVoは
脱退したVoとは全く違い、
ちゃんと説得力があるので
ホッとさせられる。
そしてそつなくこなすギターソロが間に入るという、
ありがち感ではあるが曲の展開もわかりやすい。
そういう疾走感のある激しいサウンドが
5曲全て続くのかと思いきや
ピアノ主体のワルツ(?)調の曲があったりして
(耽美的な要素のあるピアノを
時折ちらりと顔をのぞかせるがこの演出は上手い)、
まぁ1stから知っている人にとっては
どことなく似ていなくもない
メロディや曲展開なのは否定できないが、
というか逆に言うとこれがこのバンドの個性でもある。
2ndの汚名(内容は決して悪くはないんだが…)を
払拭するには十二分なミニアルバムである。
20分にも満たないが非常に濃い内容であることは確か。
01.An Act of God
02.Allure of Darkness
03.Drizzly Rain
04.Lament
05.Merciless City
OYSTER BROTHERS RECORDS (2017-02-08)
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日本の女性デスVo擁するメロデスバンドの3rd。
AmazonでGYZEを見るとそれと似たようなバンドなのか
このバンドのこのアルバムが表示され
なかなか高い評価を得られているので気になった。
バンド名はライナー見ると略してSIMらしい。
なんか格安SIMとごっちゃになるので
急に安っぽくなってしまうし、
個人的にはあまりいい略し方じゃない(苦笑)。
壮大なインスト#1から
本編#2に繋がるあたりはまぁお約束的な感じだが
やっていることは(打ち込みだろうが)
クワイアやオーケストレーションといった
シンフォニック色の強めに
時折東洋的なフレーズを盛り込みつつも
そこに若者的なモダンなエッセンスを加えたようなもので
想像以上に完成度の高さを見せつける。
知らない人が聴くと北欧によくあるようなメロデスバンド
と勘違いしてしまうかもしれないくらい。
いや、それはそれで悪くない。
ユニバーサル ミュージック (2017-03-29)
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日本のメロデスバンドの3rd。
前作もそれなりにクオリティの高いメロデスをやられて
いたけど(一曲フルで日本語というのは失笑してしまったが)。
今作もファーストトラックの泣きメロが流れた瞬間、
アタリだと感じさせる内容である。
以前はモダンメロデス色がそれなりに顔を出していたが
今作ももちろんそういう部分が用意されてはいるのだが
今まで以上にそれがかなり抑えられており
メロディの臭みに磨きがかかったのか
さらに聴きやすくわかりやすくなっている。
時折、野郎の掛け声が出てきて
クサいメロディ満載のギターフレーズと共に
否が応にも高揚感をかきたてられる。
- HUMAN FORTRESS/Reign Of Gold (02/28)
- TEARS OF TRAGEDY/Trinity (02/26)
- ORKRIST/Artifacts of Life (02/23)
- SIRENIA/Riddles, Ruins & Revelations (02/21)
- MANDALABAND/IV(AD-SANGREAL) (02/20)
- DARK TRANQUILLITY/Moment (02/18)
- SILHOUETTE/The World Is Flat (02/15)
- MAJESTICA/A Christmas Carol (02/14)
- ZMEY GORYNICH/Devilish Dances (02/13)
- SIGNUM REGIS/The Seal of a New World (02/09)