アメリカのネオクラシカルユニットの1st。
ジャケットが民族的な雰囲気のな音楽を
やられるような印象なのだが、
実際のところはどうなのかと思って
ちょっと気になって聴いてみた。
なんだかこのユニットは
ひたすら短めの曲が多く
(5分台の曲もあるが)、
その代わり曲数が多いというパターン。
曲数が多いのは正直好きではないのだが、
シンフォニックロックやプログレにありがちな
1つの曲が10分とか無駄に長いよりかはいい。

スペインのネオクラシカル系のユニットで
デビューアルバムらしい。2016年作。
女性と思われる石像がと
青を基調とした美しいジャケットからして
その手のサウンドをやられているんだという
意思表示のようなものも感じて
聴いてみることにした。
アメリカのゴシック・アンビエント
(雰囲気もののゴシック)ユニットの2020年作。
何でも今作はこの手のサウンドを扱っている
ネットのCDショップの説明だと
40人超のミュージシャンとともに作り上げた
とのことだそう。
そして気合が入ったのか不明だが
今作は2枚組の大作に仕上がっているとのこと。
正直、このユニットは美しい事には
何も問題はないのだが
今一つ泣きメロという点では弱いというのがあったので
今作も全く期待をしていないで聞いてみたのだが…。
カナダのアーティストによる2019年作のもの。
恐らくコレは一人プロジェクトのようなものなのだろう。
Phantom Gardens同様に
ジャケットがなんだか気になったので
試しに聴いてみることにしてみた。
いかにもヒーリング系の音楽を感じさせる
森林&川ジャケットが特徴の
ソプラノ系の女性シンガーを要する
スウェーデンのバンドの2019年作。
よくよく調べて見たら、このバンド(プロジェクト?)
はデビューアルバムを自分は聴いており、
その時はパーカッションが鬱陶しくて
ありがちなサウンドだ云々で
あまり良い評価をしていなかった(ハズ)のだが…。
スウェーデンの雰囲気もの
(という表現はあまりよくはないが…)
のゴシック/アンビエントの2017年作。
オーケストレーション(打ち込みかどうかは不明)
を使用した壮大で暗く悲しくも美しい
世界観を演出しているのは相変わらず。
そこに時折ソプラノVoやクワイアのような
コーラスを入れたりしてよりいっそう
曲の世界観を盛りたてる。
そうかと思えば#4みたく
インダストリアルにありがちな
ハンマービート(っぽいもの)や
男性Voがつぶやくような
誰かを呪うような歌い方をして
より一層気味の悪さをかきたてるような曲があったり…。
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イタリアのゴシック色の強いアートロックの4th。
正直アートロックというキーワードを初めて目にしたので
それが何なのかは個人的にはよくわからないのだが。
という事はともかくとして…聴いてみた。
雨の降るイントロから始まり
もの悲しげなメロディと退廃的に歌い上げるVoが入り、
ある種幻想的な雰囲気に時にはプログレがかった
(…というのかオルタナ的な横乗りという方がいいのか)ドラムや
メランコリックなメロディを奏でるクリーンなギターが入り、
アンビエントによくありがちな似たようなリズムをひたすら繰り返しながら
沈み込むような暗い世界観を作り上げるような感じか?
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フィンランドのゴシックメタルらしい。
ジャケットに興味を惹かれて聴いてみた。
てっきり派手なシンセが特徴な
女性VoにデスVoをからませて
モダンな色合いをエッセンスした
ありがちなシンフォニックゴシックメタルか何か
そのあたりだと思っていたのだが…。
想像以上にドゥーム色が強く、テンポもスローが中心。
初めはフューネラルドゥームゴシックメタルかと思ったくらい。
まぁどうもそこまでは絶望色も強くないようだが…。
それでもかなり暗くて禍々しい世界観が強い。
ソプラノでもなければ力強くもなく
ささやき女将系な女性Voがメインで
(時にはゲストの男性Voが入ったりもする)さらに退廃感を強めている。
3枚目になるわけだが、元々このプロジェクトの女性は
フューネラルドゥームメタルバンド
LETHIAN DREAMSとかに在籍していたのだとか。
やっている事はフューネラルドゥームメタルから
メタル色を排除した暗黒なサウンドでそれは過去2作も同じ。
分厚いシンセを駆使したオーケストレーションに
寂しげなピアノ、時にはパーカッションやドラムを使用し
低血圧なVoが乗っかる暗くて
ある種の絶望的な音楽をやっております。
メタルほど激しさもなく
シンセを前面に出しているからか
どことなく幻想的…悪夢に誘われているそんな感じだろうか?
この音楽性は同郷の
ARTESIAやDARK SANCTUARYにも良く似ている。
ジャケットだけ見ると
北欧にありがちなサウンドのようにも見えるが
そのジャケットの通り寒々しさをビシビシと感じる
(そういうSEを効果的に使うのも高ポイントだろう)
様な内容になっている。
このサウンドの特徴でもある、
似たようなフレーズが繰り返し続き
メリハリ感に欠けるのは否めないが、
メタルやデスVoがダメだけど
暗くて悲しい音楽が好きだという人は
聴いてみる価値は大いにある。
01. Without A Name
02. In The Sleep Of Haze
03. Inertia
04. The Other
05. The Ground Is Burning
06. Break It
07. Dissolve Me
08. Night
09. A Solace of Violence
10. A Pristine Lie, A Pristine Light
11. Cendres et glace
- HUMAN FORTRESS/Reign Of Gold (02/28)
- TEARS OF TRAGEDY/Trinity (02/26)
- ORKRIST/Artifacts of Life (02/23)
- SIRENIA/Riddles, Ruins & Revelations (02/21)
- MANDALABAND/IV(AD-SANGREAL) (02/20)
- DARK TRANQUILLITY/Moment (02/18)
- SILHOUETTE/The World Is Flat (02/15)
- MAJESTICA/A Christmas Carol (02/14)
- ZMEY GORYNICH/Devilish Dances (02/13)
- SIGNUM REGIS/The Seal of a New World (02/09)