いかにも北欧にありがちな
寒々しい感じの色使いのジャケットで
てっきり北欧系のバンドかと思いきや
スペインで結成されたというメロデスバンド。
動画サイトにあったので
試しに聴いてみたら意外とよかったのだが
その地点ではまだ南欧とはしらず
てっきりイエテボリ産のメロデスかと思ってた。
オランダのEPICAの中心人物が
立ち上げているもう一つのバンド
(プロジェクト?)の3枚目。
やっている事はEPICA同様に
壮大なオーケストレーションを多用して
ヘヴィで攻撃的なサウンドなのだが
まぁこっちの方がよりアグレッシヴで
EPICAがゴシック的なのに対して
こちらはメロデス的という趣なのだそうだが…。
質の高い内容ではあるが
肝心のメロディに関しては
今一つ耳に残るものがないという欠点が
過去2作ではあったのだが
3作目となる今作では
その弱点が果たして払拭されているかどうか…?
ギリシャのメロデスバンド。
Amazonとかではスウェーデンになっているが
中心人物はギリシャのメロデスバンドの
EXHUMATIONのメンバーなので
ギリシャ出身というのが正しいかと?
既に8枚目になるという。
今までまともに聴いた事がなかったので
今回初めてまともに聴いてみた。
SMJ (2018-09-26)
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フィンランドのメロデスバンド。
モダンとはまた違う
近代的な雰囲気を漂わせ
そこにプログレ風味を加味したような
メロデスをやられているのだが
果たしてこの新作ではどうなるのかと
思って聴いてみたのだが…。
やっている事はさほど変化は見られない。
インスト#1のやり切れない程の
物悲しいメロディのギターフレーズに
しんみりさせられていると
突然#2になだれ込むので
驚かされるわけだが。
フィランドのKokko兄弟が在籍するメロデスバンド。
そのある種、音楽性をほとんど変えずに
暴虐性がありながらも
クサメロ哀メロを奏でるサウンドが
メロデスファンからは人気があるのだが…。
日本語のタイトルは蒼炎となっていて
ジャケットもなかなかEvilでカッコよくよさげなのだが…。
今作もAmazonのレビューでは高評価となっている。
マーキー・インコーポレイティド (2017-01-25)
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フィンランドのメロデスバンド。
3枚目を一番最初に聴いたので
てっきりこのバンドも昨今流行っている
ワンパなモダンメロデスかと思っていたのだが
前作を聴いた限りだとどうもその手のバンドとは違って
むしろオーソドックスなメロデスに近いサウンドだという事に
気付かされたし、その前作はナメてかかっていた事もあってか
中々良かったわけで今作も聴いてみる。
なんかいつになくジャケットがブルータルなのが気になるのだが
怪しくも壮大なオーケストレーションのインストから始まるので
なんか今までと違うものをやられるのだろうかと
気持ちが動揺してしまうのだが…
Holy Records France (2007-02-19)
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ギリシャのメロデスバンド。
前作は(確か)ダンスウォノがプロデュースしていたはず
今作はこの頃のメロデス界では御用達ともいえた
Fredrik Nordströmをプロデューサーに迎えて制作された。
当時のBURRN!でも結構良い評価で実際聴いてみたが
Fredrik Nordström効果もあるからかクオリティにケチをつける部分はなく、
静と動を緩急をうまく使い、アグレッシヴでありながらも
メロディの叙情性が非常に高くバランスの取れた内容であり
なかなかクオリティの高い作品に仕上がっている。
疾走曲はどの曲も疾走一辺倒ではなく、
必ずスロー&ミドルテンポを加えて一筋縄ではいかない。
その分疾走パートの爆発力のインパクトが凄かったり…。
Voがワンパターンなのがちょいと気にはなるが
それでも結構説得力のあるデスVoではある。
#2や#4なんかは今聴いても十分楽しめる。
#3では現在活動どうなっているの?なSINERGYの
Kimberly Gossがコーラスとして参加。
いつもの男勝りな力強さを封印して艶のある美声を披露。
SEPULTURAのカヴァーの#9はいらなかったかな。
当時、たくさんあったメロデスバンドよりも抜きに出ているのは
ファーストトラックを聴けば納得するようなそんな感じだし、
このアルバムはワンパターンでしかないメタルコアのエッセンスを加えた
今流行りのモダンメロデスに一石を投じるような、
また15年以上たった今でも十分通用する内容である。
むしろこういうバンドが今出てこない(数少ない)事の方が問題なのだが…。
海外では一癖も二癖もあるような音楽を多数扱っている
HOLYレーベルよりリリースされたこともあり、
HOLYレーベルらしからぬあまりにも正当なサウンドなだけに
HOLYレーベルファンからはあまりい評判はなかったとか
(それに反比例するかのように一番売れたそうな)。
もちろん日本盤も当時はリリースされていたわけだが
(次作も同様にリリースされている)。
その後このバンドのメンバーはNIGHTRAGEという
モダンメロデスバンドを結成するが
(なんでそんなのを結成するかねぇ)
それよりもはるかにこっちの方がいい(それは個人的な感想か?)。
01 Images Of Our Extinction
02 Withered Sky
03 Dance Across The Past
04 The Slender Light
05 Moonless Night
06 Regrettable Remains
07 Sin
08 My Depression
09 Territory
- CRYSTAL EYES/Starbourne Traveler (12/11)
- ALESSANDRO FARINELLA/Road to Damascus (12/09)
- TWILIGHT FORCE/Dawn Of The Dragonstar (12/07)
- HIZAKI/Back To Nature (12/05)
- FROZEN LAND/Frozen Land (12/02)
- ETERNAL STORM/Come the Tide (11/27)
- GECKO'S TEAR/Contradiction (11/24)
- WOODS OF INFINITY/Ljuset (11/22)
- VISION DIVINE/When All The Heroes Are Dead (11/19)
- 藤田恵名/色者 (11/17)