スペインのネオクラシカル
ゴシックアンビエントの女性ユニットの1st。
ジャケットは青を基調とした
寒々しい景色とピアノとチェロが描かれていますが
まさにそのジャケット通りのサウンドを展開してます。
スペインとは思えないような悲しく
叙情的で美しいサウンドが全編にわたって展開。
フランスのARTESIAにも似ていなくもない感じ。
冷たく悲しいピアノと優雅さも備えた泣きのチェロに
オーロラのようなシンセアレンジの噛み合いが絶妙だわ。
曲によってはVoが入って
アンニュイっぽいVoとソプラノ系Voが掛け合いで歌い上げる。
この二人の系統の違いのギャップが面白い。
悲しいサウンドだが暗黒度はないに等しいので、
悲しくて美メロは好きだけど
暗黒系はちょっと…という方にも強くお勧めできる。
最近、この手のサウンドはなんか知らんがありがちな
DEAD CAN DANCE的な方向性に走る連中が多くて
外れが多かっただけにこのアルバムは
それがないだけに個人的にはかなりのあたりでした。
それだけに次作がそっち方面に
色気を出してしまったのはいただけない…。
01. Ad occasum tendimus omnes
02. D.e.S.
03. Solitude
04. Progresiva
05. Furor et Luctus
06. Erste Reise
07. Zweite Reise
08. Dritte Reise
09. Breaking Thoughts
10. Fantasía
11. Encontrarte
- LACRIMAS PROFUNDERE/How to Shroud Yourself with Night (12/24)
- IMPERIAL CIRCUS DEAD DECADENCE/殯――死へ耽る想いは戮辱すら喰らい、彼方の生を愛する為に命を讃える――。 (11/23)
- PENCEY SLOE/Neglect (11/20)
- DRAGONLAND/The Power Of The Nightstar (11/19)
- DAWN OF SOLACE/Flames of Perdition (11/17)
- ALESTORM/Seventh Rum Of A Seventh Rum (11/07)
- GLASYA/Attarghan (11/05)
- THE UNCROWNED/Witness (11/02)
- FIRTAN/Marter (10/31)
- DRAGONLANCE/Chaos And Law (10/29)