CENME (2016-09-23)
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今やある種絶滅危惧種ともされている
モダンに走らず真新しさのないひたすら古典的な(?)メロデスをやる
スウェーデンのバンドの新作。
大抵がミドルテンポで北欧的な寒さと
日本人好みのクサいメロディがあるので
日本人にもファンが多いのだが…。
今作はなんかのコンセプトアルバムなのかは不明だが
曲のタイトルがPrat~となっている。
静かなパートが1分半強続くので
このバンドの音楽性を考えていつもの感覚からすると
それの延長でギターが入ってドラムが入って
まぁゆったりとした流れの曲が続くのかと思いきや
いきなりブラスト疾走して驚かされる。
フィンランドのフォークメタルで何作目かは不明。
このアルバムの紹介の際に
AMORPHISの名前があったので気になったのだが。
どうもそれは色違いのジャケットで
曲の収録も違うⅡのようで、
こっちのアルバムには収録されていない。
色違いなだけというジャケは紛らわしい。
SMD itaku (music) (2016-02-12)
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ギリシャのブラックメタルバンドで12枚目。
随分前から活動をしているヴェテランバンドなんだが
一時ゴシックメタルになったこともあり、
その時のヤツを聴いただけなので
(その内容はクソつまんねぇ内容だったが)、
本来このバンドがどういう内容の音楽性をやっているのか
よくわからないが(というよりもアルバムによって
音楽性をコロコロと変えているそうな)
このアルバムは少なくてもブラックメタルだろう。
DESPOTZ RECORDS
スウェーデンのヴァイキングメタルバンドの3枚目らしい。
ジャケットはこれから戦いに向かうであろう
勇ましい男たちが描かれていて
この手は大抵が多くのフォーク/トラッドメタルにあるような
ヤワなサウンドではなく土着的なメロディに漢臭さ満載で
(悪い表現だと)地味にも感じておまけにミドル&スローテンポの曲が並び
とっつきにくさのあるサウンドになるのだが…。
Cyclo (2016-04-22)
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イタリアのドゥーム色の強いゴシックメタル4枚目。
まぁ日本盤が出てもおかしくないくらいのクオリティの高さの
内容を毎回出してくるわけなんだけど。
未だに日本盤はリリースされず。
何でも今作はヨーロッパの崩壊をテーマにしているとか
世界情勢を意識したようなテーマで
イギリスがEU離脱云々の問題とか
現実的にある意味シャレになってはいないのだが。
#1のインストが
DEAD CAN DANCE的なフレーズで驚かされるが
ナルちっくなVoは今回も登場して
美声で朗々と歌うスタイルは相変わらず
清涼感のあるクリーンなギターは今作も美しい。
今回はこのクリーンなギターのパートが増えているかと。
今作から何でもドラムが同郷の
ゴシックメタルバンドNovembreにいた
Giuseppe Orlandoに変わっているんだとか。
Unknown Label (1994-08-30)
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当時はビクターから日本盤も出ていて
BURRN!でも確か90点近い点数をつけられていて
高評価だったスウェーデンのメタルバンドのファースト。
トランプのジャケットに惹かれて聴いてみた。
バンド名がIRON MAIDENの名曲なので
そっち系の音を否が応にも期待させられるのだが
のっけから超とかドのつく
アメリカンハードロックが流れてくるので
個人的にはその期待をを思い切り裏切られる。
Kscope (2016-08-12)
売り上げランキング: 5,768
イギリスのプログレバンドの新作。
ちゃんと聴いてはいないので断言できないが
確かオルタナっぽいような音を出していたので
あまり好きじゃないなぁという感じだったような
気がするんだが。
そんなこんなでもとりあえず聴いてみた。
そのオルタナっぽい部分は部分的にはあるが
それがメインというわけでもないので一安心といった感じ。
3枚目になるわけだが、元々このプロジェクトの女性は
フューネラルドゥームメタルバンド
LETHIAN DREAMSとかに在籍していたのだとか。
やっている事はフューネラルドゥームメタルから
メタル色を排除した暗黒なサウンドでそれは過去2作も同じ。
分厚いシンセを駆使したオーケストレーションに
寂しげなピアノ、時にはパーカッションやドラムを使用し
低血圧なVoが乗っかる暗くて
ある種の絶望的な音楽をやっております。
メタルほど激しさもなく
シンセを前面に出しているからか
どことなく幻想的…悪夢に誘われているそんな感じだろうか?
この音楽性は同郷の
ARTESIAやDARK SANCTUARYにも良く似ている。
ジャケットだけ見ると
北欧にありがちなサウンドのようにも見えるが
そのジャケットの通り寒々しさをビシビシと感じる
(そういうSEを効果的に使うのも高ポイントだろう)
様な内容になっている。
このサウンドの特徴でもある、
似たようなフレーズが繰り返し続き
メリハリ感に欠けるのは否めないが、
メタルやデスVoがダメだけど
暗くて悲しい音楽が好きだという人は
聴いてみる価値は大いにある。
01. Without A Name
02. In The Sleep Of Haze
03. Inertia
04. The Other
05. The Ground Is Burning
06. Break It
07. Dissolve Me
08. Night
09. A Solace of Violence
10. A Pristine Lie, A Pristine Light
11. Cendres et glace
- LACRIMAS PROFUNDERE/How to Shroud Yourself with Night (12/24)
- IMPERIAL CIRCUS DEAD DECADENCE/殯――死へ耽る想いは戮辱すら喰らい、彼方の生を愛する為に命を讃える――。 (11/23)
- PENCEY SLOE/Neglect (11/20)
- DRAGONLAND/The Power Of The Nightstar (11/19)
- DAWN OF SOLACE/Flames of Perdition (11/17)
- ALESTORM/Seventh Rum Of A Seventh Rum (11/07)
- GLASYA/Attarghan (11/05)
- THE UNCROWNED/Witness (11/02)
- FIRTAN/Marter (10/31)
- DRAGONLANCE/Chaos And Law (10/29)