GALNERYUSのギターソロ第2弾アルバム…、
と言えばいいのか正直迷うんだが。
何せ前回はいろいろなバンドのカヴァーだったのに対して
今作はオリジナル曲(しかもインスト)と
GALNERYUSのインストアレンジカヴァーで
今作が本格的なソロアルバムなのかもしれない?
しかも今作は発売もavexじゃないのもいいですね。
お約束の疾走&アップテンポの#1でつかみはOKで
それ以降もネオクラシカルなメロディを要所に配しながらも
それだけでなく#6の様なファンキーな曲で
GALNERYUSには無かったような部分もあったりはするが、
基本はキャッチーで聴き応えのあるフレーズを連発し
ひたすら弾きまくるギターインストアルバムで
ちょいと前に発売したHIZAKIのソロとは
また違う世界観、独特の味わいのあるアルバムに仕上がっている。
こっちの方がギターアルバムらしいと言った方がいいかも?
決して聴きずらいインストアルバムにはなっていない。
要所でシンセ奏者YUHKIによるソロだけでなく
時にはベーシストTAKAによるソロもあったりするが
どちらもSyuに負けじとセンスのあるフレーズを連発して
曲を盛り上げる。もちろんGALNERYUSの演奏陣だけでなく
ゲスト陣もきちんと仕事をこなしている。
この方がこのアルバムをきっかけに
もっとメジャーになってもいいんじゃないのだろうかと思うのだが…。
1. Spearhead
2. Hold Your Tongue
3. Civamallosso
4. Blind Obedience
5. Japan
6. Naked
7. Suddenly
8. Chain Of Distress
9. My Another Whispering
10. Endless Story
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ミクスチャーだのニューウェーヴだの一言で言い表しにくい
攻撃的でアッパー系のへヴィロックをやられる
ガールズロックバンドの4枚目(メジャーだと2枚目らしい)。
ジャケットの7はこのアルバムのタイトルから察するに
パチンコ・パチスロとかでいうスリーセブンの7
かと思ったらどうやらそうではないらしい。
そんなことはともかくとして聴くのはDelicious以来。
メロディとかは悪くはなかったのだが
正直"うるさい""落ち着きがない"という印象もあったが
メジャーデビューしてどう変わったのか?
マーキー・インコーポレイティド (2016-11-09)
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ノルウェーのゴシックメタルバンド2016年作。
スペイン人女性シンガーのAilynが
プライベートな事情から脱退して
新たなVoを迎えての第1弾になる。
相変わらずクワイアをはじめとして
派手なシンセやストリングス等を多用して壮大なスケールの
シンフォニックゴシックメタルをやっている。
デスVoは前作よりも大幅に控えめになっている。
全部を見ているわけではないが
今までは雪の降る寒い場所ばかり行脚していたが
今回は高知という突然四国なわけだが…。
で、仕舞人一座がはりまや橋を通り過ぎようかとした時に
怪しい坊さんがかんざしを3つ買うところを目撃。
実はこの坊さんこそが、今回の駆け込み寺の尼から
鶴富楼を切り盛りしているお倉が殺しの依頼を
坂東京山(京マチ子)に託したターゲットなわけだが…。
元々はお倉の娘のお光の婿養子だったのにもかかわらず
お光を捨て3人の逃げた女郎をかどわかしたのだそう。
ドリーミュージック (2016-03-02)
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日本のガールズロック/ポップバンドの4枚目らしい。
この方たちがどういう人たちがよくわからないが読者モデル上がりなのか?
動画サイトで#1を聴いてなかなか良かったのでちょっと聴いてみた。
CHERRYHEARTS程メタリックでもなく、
いわゆるカワイイ子系のロックサウンドで
Voが歌を出すアニメ声優に良くある、
要はガキ系のキャラを担当するような人の声質に似ていて
(あそこまで押しつけがましくはないが)好き嫌い分かれそう。
続きはこちらから
(株)トゥルーパー・エンタテインメント (2016-11-09)
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スウェーデンの重鎮メロデスバンドの2016年作。
前作同様に(日本盤は違ったが)気持ちの悪いジャケットである。
今作は前作の様にミドルテンポが多くて
ちょっととっつきにくさを反省してか
(それでもいい作品であることには違いないのだが)
のっけから疾走曲で始まる。
とはいっても疾走一辺倒ではなくサビではミドルテンポで
メランコリックなメロディで聴かせる内容。
#2は既に動画サイトで流れていたので
知っている人は多くいるはずだが
シンセ奏者のシンセワークが光るタイトルトラック
ノーマルVoとデスVoを巧く使い分けたアップテンポな曲。
Amputated Vein Records (2008-08-01)
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アメリカ(カルフォルニア)出身のゴアグラインドテイストな
ブルータルデスメタル。残酷なジャケットだが
LAST DAYS OF HUMANITYのように
いわゆる死体写真系でない所が彼らの優しさを感じる(謎)。
ひたすら遅いテンポが続くのだが、時折めっちゃ速いブラストや
高速パートが飛び出すいわゆるスラムデスというヤツの様だ
(これがはたして的確な説明かどうかは不明)。
その代表格と言えばDEVOURMENTなわけだけど
それに負けじとこのバンドもなかなか負けず劣らずの事をやっている。
ズンズンズンズンとじわじわと圧殺しにかかる
ひたすら遅いリズムとミドルテンポがメインに
本当に歌詞があって発音しているのか不明な
下水道Vo(&時折豚の鳴き声)が特徴がメインなんだけど、
そんな中にブラスト疾走やら
高速スネアロールが飛び出してくるそんな感じ。
ブラストを多用した(多用しなくてもだが)
疾走メインのブルータルデス/ブラックメタル好きな人は
こういうグルーヴィな(?)サウンドは一気に聴き流せないので
おそらく退屈なサウンドに思えてしまいそうなので
スルーした方がいいかと思われる。
DEVOURMENTよりも疾走やらのパートが少ないがためにメリハリが少なく
自分でさえも途中で退屈になってしまった。
まぁいつ飛び出すかわからない高速スネアとかブラスト疾走をかましてくれる分、
ブラスト疾走をしないでひたすら遅いOBITUARYよかは
面白いかもしれない(いやそれは言い過ぎか?)
01. Excavation of Encystation
02. Intracranial Butchery
03. Consummating Omophagia
04. Aesthetic Upholstery of Molested Dead Flesh
05. Uterovaginal Insertion of Extirpated Anomalies
06. Sanguinary Misogynistic Execration
07. Metamorphic Congenital Malformation
08. Embryonic Gastronomy
09. Incisions of Unequivocal Suffering
10. Remnants Of Cephalotripsy
ドイツのゴシックメタル/メランコリックロックバンド2015年作。
Saviourineリリース以降も知らない間に
何作もアルバムをリリースしていたようだ。
自分の知っている限りだと、
ElegyとSaviourineがシンセを多用した
アンビエントっぽいサウンドになってあまり抑揚がなくて
このナルちっくだけど
どこか頼りのないVoも相まって
聴いているうちに眠くなるようなサウンド
だという記憶しかないんだが…、
- LACRIMAS PROFUNDERE/How to Shroud Yourself with Night (12/24)
- IMPERIAL CIRCUS DEAD DECADENCE/殯――死へ耽る想いは戮辱すら喰らい、彼方の生を愛する為に命を讃える――。 (11/23)
- PENCEY SLOE/Neglect (11/20)
- DRAGONLAND/The Power Of The Nightstar (11/19)
- DAWN OF SOLACE/Flames of Perdition (11/17)
- ALESTORM/Seventh Rum Of A Seventh Rum (11/07)
- GLASYA/Attarghan (11/05)
- THE UNCROWNED/Witness (11/02)
- FIRTAN/Marter (10/31)
- DRAGONLANCE/Chaos And Law (10/29)