Black-listed Records (2016-12-16)
売り上げランキング: 19,881
AmazonでKNIGHTS OF ROUND等の新譜を探していたら
たまたま目に入ってきたので試しに動画サイトで
PVを観たらなかなか良かったので購入してみた。
ACTROIDというユニットをやってたギターと女性Voにベースの3人組らしい。
そして意外な事に長髪の人間がいないという(笑)…。
一応メタルにジャンルは入るんだろうが
メロパワのような力で押すわけでもなければ
メロスピのようにひたすら疾走するタイプでもなく
(かといって曲によってはツーバス疾走もするわけだが…)
ハードロックよりかはメタル寄りのサウンド…といった方がいいのか?
クワイアから民族楽器を駆使した音楽
そして本編…いきなし説得力のあるデスVoが登場し、
コーラス部分になるとクリーンなコーラスが登場する
ありがちなメタルコア/モダンメロデスなので
あぁやっぱりねといったかんじ。
ただ、他のバンドよりもシンフォニック色が
やたらに強いのが特徴なんだろう。かなり派手なオーケストレーションを
曲全体に多用していて非常に壮大でドラマティックだ。
元々はアラビアのフレーズを多用した
メロデス(程でもないらしい)ようだけど
確かにそういう部分が随所に登場すると思わずにやりとさせられる。
ただ、#2のように曲によってはその民族的なフレーズよりも
どちらかというとホラー色の強いシンフォニックブラックメタル
の要素が強く出ている上(ブラスト疾走するとまさにそのものである)、
要所でクリーンVoの登場すると
メタルコア路線になってしまったりする。よくわからない。
若干のプログレっぽさもにおわせている。
これは嫌見にならない程度でまぁいいとするが
またこのアルバムではアラビア(エジプト的とも…)と
シンフォニックブラック(デス)メタルの要素の
2つの要素が上手く噛み合っていないという感じがしてならない。
つまりそのブルータルデスとしては攻撃力がないし
メロデスとしてはメロディが今一つだし、
明確にどこを目指したいのかが今一つ見えてこないというか…。
要は個人的に気に入らなかったサウンドだったということか。
01.Damascus Gate
02.Paropamisadae
03.Sun Shield
04.The Keeper of Shangri-La
05.Fallen is the Simulacrum of Bel
06.Colossus
07.Nightfall on Numidia
08.Praetor of Mercury
09.Zadyin Arga
Vicisolom Production (2017-02-24)
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アンドラ公国のプログレ色の強いメロデスバンドの新作、
美しいピアノと共に変速拍子を織り交ぜながら
(正直それは必要なのか不明なのだが)、
短いインスト2曲を消化して
#3から本編が始まるような感じになっているのだが
もちろん本編が始まっても変速拍子は必要以上にあり、
前作は聴いていないので比較はできないのだが
今作もいつになくひねくれて時折小曲を挟みながらも
目まぐるしく変わる展開とテクニカルなサウンドに仕上がっている。
続きはこちらから
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