ユニバーサル ミュージック (2017-03-29)
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日本のメロデスバンドの3rd。
前作もそれなりにクオリティの高いメロデスをやられて
いたけど(一曲フルで日本語というのは失笑してしまったが)。
今作もファーストトラックの泣きメロが流れた瞬間、
アタリだと感じさせる内容である。
以前はモダンメロデス色がそれなりに顔を出していたが
今作ももちろんそういう部分が用意されてはいるのだが
今まで以上にそれがかなり抑えられており
メロディの臭みに磨きがかかったのか
さらに聴きやすくわかりやすくなっている。
時折、野郎の掛け声が出てきて
クサいメロディ満載のギターフレーズと共に
否が応にも高揚感をかきたてられる。
ポストメタル…らしい2017年作。
ジャケットを見る限りだとどうしても
神経質そうな感じのプログレメタルを想像してしまうが
どうやらテクニカルバリバリのそっち系のサウンドではないと。
確かにポストロックにありがちな
トレモロリフを多用してそこにメタリックな質感を
ブチ込んだという感じでこれはこれで
なかなか面白いんじゃねって感じ。
のっけから10分強の大曲ではあるが
日本のポストロックのMONOのように
じわじわと盛り上げてラストで爆発するタイプではなく
結構速いタイムで激しくなるのも
せっかちな人にはいいかもですね(笑)。
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Eibon Rec
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イタリアのゴシック色の強いアートロックの4th。
正直アートロックというキーワードを初めて目にしたので
それが何なのかは個人的にはよくわからないのだが。
という事はともかくとして…聴いてみた。
雨の降るイントロから始まり
もの悲しげなメロディと退廃的に歌い上げるVoが入り、
ある種幻想的な雰囲気に時にはプログレがかった
(…というのかオルタナ的な横乗りという方がいいのか)ドラムや
メランコリックなメロディを奏でるクリーンなギターが入り、
アンビエントによくありがちな似たようなリズムをひたすら繰り返しながら
沈み込むような暗い世界観を作り上げるような感じか?
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AFM (2016-01-15)
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分裂したイタリアのエピックメタルバンドの本家の方。
早い話がエピック色の強いシンフォニックメタルに変化はなく。
相変わらず壮大なインストで幕を開け、
その後の#2はオーケストレーションや
クワイアを導入したド派手なバックに疾走曲というお約束で
リスナーの心をわしづかみにするわけだが。
その後も山り谷あり、ひたすらスケールの大きい
映画音楽のようなシンフォニックをやられるわけだが…。
SVART (2016-11-18)
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フィンランドのゴシックメタルらしい。
ジャケットに興味を惹かれて聴いてみた。
てっきり派手なシンセが特徴な
女性VoにデスVoをからませて
モダンな色合いをエッセンスした
ありがちなシンフォニックゴシックメタルか何か
そのあたりだと思っていたのだが…。
想像以上にドゥーム色が強く、テンポもスローが中心。
初めはフューネラルドゥームゴシックメタルかと思ったくらい。
まぁどうもそこまでは絶望色も強くないようだが…。
それでもかなり暗くて禍々しい世界観が強い。
ソプラノでもなければ力強くもなく
ささやき女将系な女性Voがメインで
(時にはゲストの男性Voが入ったりもする)さらに退廃感を強めている。
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