Bit Organization (2017-04-26)
売り上げランキング: 41,748
日本の3人組
(ベーシストはレコーディング後に脱退したため)
ガールズメタル・ロックバンドの8年ぶりのアルバム。
ちょっと調べてみたら
このバンド、なんでも22年の
キャリアがあるのだそうな。
95年結成のこのころってヴィジュアル系が
インディーズシーンを席巻していたころだったなぁと。
ドラムとギタリストは初期からのメンバーらしく
おそらく裏の(帯で隠れてしまっているが)
おねいさんが中心人物なのかな?
このアルバムにはどういう繋がりがあるのか不明だが
なんとROYAL HUNTのAndré Andersenが
ゲスト参加しているという。
Imports (2015-09-18)
売り上げランキング: 534,652
ウクライナのシンフォニックロックバンド
7作目だそうでタイトルが7のよう。
でも曲数は4曲しかないのだが(苦笑)。
その辺りには特にこだわりはないようだ。
のっけから30分近くの大曲
(フツーはそのくらいの大曲は
ラストとかに持ってくるようなものなのだが…)
はレビューサイトで書かれていた通り
SF的なSEで始まるわけだが
それがひと段落すると、いわゆるネオプログレ的な
シンセをメインにピアノだの何だの
いろいろな音を出しながら、
ギターとともに美しいメロディを奏でる
ある種やさしげな雰囲気なサウンドを醸し出す。
OYSTER BROTHERS RECORDS (2017-02-08)
売り上げランキング: 14,131
日本の女性デスVo擁するメロデスバンドの3rd。
AmazonでGYZEを見るとそれと似たようなバンドなのか
このバンドのこのアルバムが表示され
なかなか高い評価を得られているので気になった。
バンド名はライナー見ると略してSIMらしい。
なんか格安SIMとごっちゃになるので
急に安っぽくなってしまうし、
個人的にはあまりいい略し方じゃない(苦笑)。
壮大なインスト#1から
本編#2に繋がるあたりはまぁお約束的な感じだが
やっていることは(打ち込みだろうが)
クワイアやオーケストレーションといった
シンフォニック色の強めに
時折東洋的なフレーズを盛り込みつつも
そこに若者的なモダンなエッセンスを加えたようなもので
想像以上に完成度の高さを見せつける。
知らない人が聴くと北欧によくあるようなメロデスバンド
と勘違いしてしまうかもしれないくらい。
いや、それはそれで悪くない。
イタリアのメロディアスハードの3rd。
たまたまAmazonに表示された
ジャケットを見て興味を持ち
試しに動画サイトのサンプルを聴いてみたところ
なかなかよよげな内容だったので購入してみた。
なんでも過去2作の国内盤はインディーからの発売で
自分を含めあまり知られていなかった模様。
今作は海外ではFrontiers Recordsとの契約&
日本ではキングレコードからの発売で
それなりに知名度が上がったのではないかと。
つーかFrontiers Recordsが
ここのところ次から次へと良質な
メロディアスハードロック作品を
リリースしていることにも驚かれる。
Walkure Records (2017-04-12)
売り上げランキング: 125,480
MYPROOFの中心メンバーが集まって結成された
メロデスやらメタルコアをMIXさせたらしいバンドの
デビュー作。
メタルコアという文言があったので
拒絶反応が出てしまうのだが、
聴かず嫌いはよくないと思い
とりあえず聴いてみたのだが…。
アコギから始まり途中から
飛び出てくる音はメタルコアをベースにしながらも
メタル・メロデス寄りに複雑にした内容で
(ミックスやマスタリングがDISARMONIA MUNDIの
Ettore Rigottiというのもうなずけるのだが)
#1のインストで
それとわかるような音が聴けるのだが
イギリスのプログレバンドの1996年作で
これが何枚目になるのかは不明。
笛の音色から始まりドラムなり、フォーク・トラッド系によくある
民族楽器が入ってきて徐々に盛り上がっていくインスト
(しかしギターの音とか音量とか96年作
とは思えない程異様に古臭いのが気になる)
からスタートする。
マーキー・インコーポレイティド (2016-11-30)
売り上げランキング: 17,787
ドイツのメロパワ・メロスピバンド。
皆が言うようにひどいジャケットで
これだけで敬遠する人も多いような気もする。
日本盤もでているというのにだ。
まぁ、ジャケットは悪くても
中身はそれに反していいだろうというのであれば
いいのだが、残念ながら今作に関しては
どうもそういうわけにもいかなかった。
このバンドといえば
クサいメロディながらもひたすら明るく
疾走一辺倒な曲が並び
派手なクワイア(時にはオーケストレーション)が
飛び出して曲を盛り上げるという
お約束の要素というものがあるのだが
今作はどうもそれから変化を付けてきてしまっている。
Imports (2015-12-18)
売り上げランキング: 612,612
ドイツのプログレメタルバンド。
何作目かは分からないがまだ地味に活動をしていたのかと
(いや、自分が知らないだけだったんだが…)。
やっぱりこのバンドも昨今のモダン志向をモロに受け
(前からへヴィではあったがここまでな音ではなかった)、
音的には非常にへヴィになっている。
いや、へヴィな音になったのは
どうも今作に始まったことではないようだが…。
そしてやっていることは変装拍子を絡ませながら
ひたすらミドル&スローテンポ主体とした
かなりひねくれたサウンドを展開…。
へヴィなギターにシンセが絡むといったスタイル。
いかにも~なモダンな電子音と
ピアノを巧くギターとからませながら
怪しい世界観をより大きくさせているシンセが
特徴的なインスト#1からそのまま#2に突入。
線の太いVoには特に違和感もないし
説得力が高くこれは特に問題はなし。
問題なのは
先述したスローテンポに変速拍子を絡ませて
ダークかつミステリアスなメロディといった
似たような展開のサウンドが続く事で
これがものすごくマイナスアクションとなっている。
つまり一聴してまた聴きたくなるような
サウンドとは程遠いようなものになっている。
特に#4や肝心のタイトルトラック#7なんかは
2度と聴きたくないだろうというくらい
正直かったるいという印象しかない。
全部が全部酷い歌メロというわけでは決してなく、
よくよく聴くとそれなりに惹きつけるような曲も
用意はされてはいるのだが、
正直似たようなリズムの曲ばかりなので
それがアピールされにくいものになってしまっている。
いっそのことストレートに疾走するような
曲も用意してみてはよかったのではないかと。
それとか極端にリズムチェンジして
疾走するパートを設けるとかもちっと
派手さを加えてメリハリをつけたら
もっと印象が変わったと思う。
先も書いたように
ひたすらダークでへヴィでひねくれたリズムの曲が
ひたすら続くようだと
結果的に良いメロディも耳に残りづらくなる。
ボーナストラックが最も躍動感にあふれており
一番印象に残る…、
というのはあまりにも皮肉である。
それでも#6のようなバラードや
曲の途中で物悲しいヴァイオリンが入る
#8等はなかなかよかったとは思うけど。
1. Alert (Instrumental)
2. Light Up The Darkness
3. No Sorrow
4. See The Truth
5. Overrun
6. Innocent
7. 7 Days
8. Dancing With A Ghost
9. The Great Admit
10. Last Warning
11. Left Behind
12. Whipping The Flies (Bonus)
Scarlet Records (2017-03-10)
売り上げランキング: 83,130
イタリアのヴァイキングメタルで
これがデビューアルバムらしい。
美麗ジャケットに惹かれて聴いてみたが
ピアノによる暗いインストから始まるので
なんか地味でブルータルな面が強いサウンドを
どうしても想像してしまうのだが
徐々に派手なシンセやクワイアを入れてきて盛り上げていくので
もしやこれはそういうタイプではないのではないかと期待させる。
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