ワードレコーズ (2017-08-30)
売り上げランキング: 24,523
ギリシャのシンフォニックブラックメタルバンド。
前作はやっていることが正直
スウェーデンのDIMMU BORGIRとどう違うの?
と言われるくらいに派手なオーケストレーションを多用した
シンフォニックブラックメタルをやられてた
(とはいっても個人的な感想では本家の
DIMMU BORGIR/Abrahadabraよりも
メロデックさは薄めだった)のだが
そんなこんなで2017年作の今作も
やっていることは前作の流れを引き継いだもので
前作を軽く上回ったような作品に仕上がっている。
ワードレコーズ (2017-09-01)
売り上げランキング: 1,616
イギリスのゴシックドゥームメタルの新作。
前作で完全に原点回帰のようなの音に
驚かされたのだが、
今作はそれを受けてどうなるか気になっていた。
出てきた音はなんてことはなく、
スローテンポで重く、へヴィでドゥーミーなサウンドに
デスVo(要所でクリーンなコーラスが入る)や
お経のような表情のないVoが乗っかるという
決して期待を裏切らない前作の延長線上の
サウンドに徹していたというオチだった。
ただ、どことなくストーナーロック的な趣も感じなくもないか?
アップテンポな部分などはそういう雰囲気だったし、
それ的なグルーヴィな部分もある。
そこに怪しげなギターのメロディが入り、
禍々しい世界観が展開される。
決してシンセやオーケストレーションを安易に入れたり
女性Voに頼ったりして一種のコマーシャル的な要素を入れて
(まぁそれが独特な世界観を演出してそれはそれでいいんだけど)
ある種の聴きやすさやとっつきやすさがあるのだが
もちろん一時はそういう要素もこのバンドにはあったのだが、
そういうのを極力取っ払っている
(ピアノを効果的に使っているくらいか?)
ところに本気度かつ、
ゴシックメタルとはなんぞやという答えを音で表現している。
決してキャッチーなメロディが好きな人には
受け入れられにくい音(←もちろんほめ言葉)であることは確かだ。
01.Fearless Sky
02.Gods Of Ancient
03.From The Gallows
04.The Longest Winter
05.Medusa
06.No Passage For The Dead
07.Blood & Chaos
08.Until The Grave
09.Frozen Illusion
10.Shrines
11.Symbolic Virtue
Hall of Sermon (2017-09-22)
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今作も奇数の年にリリースされている
(一度だけそれを破ったことがあるが…)。
スイスのシンフォニックゴシックメタルユニットの
いつの間にかな新作。
どうせ日本盤はまたベルアンティークですか?
知りませんが…。
ジャケットはいつものように白黒だが
恒例のピエロが今作は描かれていない(どこかにいるのだろうか?)
初め歓声とかが入るのでライブ作品かと思ったが
どうも違うっぽい。悲しいメロディの曲を
いつものように派手なオーケストレーションのバッキングにより
さらに説得力を加えている。
今作はコンセプトアルバムのようで
4つのステージ(ACTと表記されている)で構成されているようだ。
- LACRIMAS PROFUNDERE/How to Shroud Yourself with Night (12/24)
- IMPERIAL CIRCUS DEAD DECADENCE/殯――死へ耽る想いは戮辱すら喰らい、彼方の生を愛する為に命を讃える――。 (11/23)
- PENCEY SLOE/Neglect (11/20)
- DRAGONLAND/The Power Of The Nightstar (11/19)
- DAWN OF SOLACE/Flames of Perdition (11/17)
- ALESTORM/Seventh Rum Of A Seventh Rum (11/07)
- GLASYA/Attarghan (11/05)
- THE UNCROWNED/Witness (11/02)
- FIRTAN/Marter (10/31)
- DRAGONLANCE/Chaos And Law (10/29)