Zemeth (2017-06-28)
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Amazonでたまたま見かけたジャケットが気になって
調べて見たらなんでも
"哀愁歌謡ノスタルジック
メロディックデスメタルプロジェクト"らしい。
レビューを見れば一人でやられていることもあり
ドラムはどうやら打ち込みっぽい。
前面に押し出した派手なシンセ、ピアノ
そしてヴァイオリン等に彩られた
非常にファンタジック性の強いメロデス
と言った感じだろうか。
そのためにギターやVoがどことなく遠慮気味で
メタル的な重量感にかける。
なんだか同人系にもアピールするようなサウンドだ。
GYZEのメンバーも参加しているそうで
その点からどういう展開かは予想できるのだが…。
ワードレコーズ (2017-09-15)
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フィンランドのフォークメタルバンドの7枚目。
最近はアコーディオン奏者が加入したとか。
確か久々に見たBURRN!のレビューも結構高かった
(なんだかどのアルバムも80点以上が多くて
この雑誌もファミ通のようになってしまったのか?)
お約束ともいえる(?)壮大で仰々しいインスト#1の後は
これもお約束ともいえるような疾走曲の#2なわけだが
フォーキーなメロディにオーケストレーションや
クワイアを加えてシンフォニックなサウンドに仕上げた
この手の好きな人にとっては満足のいくサウンドである。
どことなくエピック色も感じられる。
Walkure Records (2016-12-21)
売り上げランキング: 84,314
日本のメロデスバンドのミニ。
2ndフルはとにかく俳優出身のVoの説得力に欠けた
しゃがれVoにげんなりさせられてしまったのだが
そのVoは脱退したこともあり、
新加入(というかゲストなのか?)のVoには
ある種の不安要素を感じたのだが…。
さみしげなピアノのインストから
そのメロディを基調としたメロデスを展開する
ファーストトラックから
1stにあったようなどことなく落ち着き感
(そう感じたのは自分だけ?)
というものはなく、非常に快活でアグレッシヴで
シンフォニックさも加えた
非常にわかりやすく、親しみやすいメロディ満載の
そしてこれを待っていたと言わんばかりの
わめきVoが乗っかるという感じ。
不安要素満載だったこのわめきVoは
脱退したVoとは全く違い、
ちゃんと説得力があるので
ホッとさせられる。
そしてそつなくこなすギターソロが間に入るという、
ありがち感ではあるが曲の展開もわかりやすい。
そういう疾走感のある激しいサウンドが
5曲全て続くのかと思いきや
ピアノ主体のワルツ(?)調の曲があったりして
(耽美的な要素のあるピアノを
時折ちらりと顔をのぞかせるがこの演出は上手い)、
まぁ1stから知っている人にとっては
どことなく似ていなくもない
メロディや曲展開なのは否定できないが、
というか逆に言うとこれがこのバンドの個性でもある。
2ndの汚名(内容は決して悪くはないんだが…)を
払拭するには十二分なミニアルバムである。
20分にも満たないが非常に濃い内容であることは確か。
01.An Act of God
02.Allure of Darkness
03.Drizzly Rain
04.Lament
05.Merciless City
- LACRIMAS PROFUNDERE/How to Shroud Yourself with Night (12/24)
- IMPERIAL CIRCUS DEAD DECADENCE/殯――死へ耽る想いは戮辱すら喰らい、彼方の生を愛する為に命を讃える――。 (11/23)
- PENCEY SLOE/Neglect (11/20)
- DRAGONLAND/The Power Of The Nightstar (11/19)
- DAWN OF SOLACE/Flames of Perdition (11/17)
- ALESTORM/Seventh Rum Of A Seventh Rum (11/07)
- GLASYA/Attarghan (11/05)
- THE UNCROWNED/Witness (11/02)
- FIRTAN/Marter (10/31)
- DRAGONLANCE/Chaos And Law (10/29)