
アメリカのシカゴ産らしい
ブルータルデスメタルバンド2017年作。
多分だがGrotesque Blessingsを聴いて
以来久々に聴くことになる。
当時の印象としては
やることは結構テクニカルなデスメタルを
やられていたわけだが
クリアーではあるがどことなく
説得力に欠けるような音が軽の軽さゆえ、
そのため迫力不足な上に
あまり速くなくて(もちろんファスト―パートは
ちゃんと設けてはいるのだが全体的にみて
の話である)
今一つといった印象だったわけで、
その印象をもったまま
今作を聴いてみたのだが…。
Walkure Records (2017-03-08)
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MinstreliXのVoであるLeo Figaroと
綿貫正顕を中心とした
メロディアスハードロックバンドの2nd。
前作は個人的にはどちらかというと
プロジェクト的な感覚がありながらも
非常に聴きごたえのある作品だったのだが、
今作もデビュー作に肉薄する
哀愁に満ちたメロディが特徴の
クオリティの高い作品に仕上がっている。
今作はメジャーからのリリース
(一応ユニバーサルが販売元か
発売元になっていた)だったのだが
今作はインディーズからの発売だからか
対訳はおろか(前作もなかった?)
解説すら今作は付いてない。
ちょっと残念。
チェコのドゥームゴシックメタルバンドの
2018年作にして6枚目。
バンド名の方がアルバムタイトルよりも
長げぇのは今作も同じ(笑)。
重々しいチェロや幻想感のあるダルシマー
そしてフォーキーとは一味違う
ミステリアスなメロディを奏でるヴァイオリン
といった楽器を駆使し
ドゥーミーなメタルととプログレ的な要素をミックスさせ
女性VoやデスVo、クリーンな男性Voが
乗っかり、時にはダークで
時には優雅だったり、不気味な雰囲気だったり
何ともいえぬ不思議な感覚にさせてくれるバンドだが
前作(だと思われる)Navazは
メタルとはあまり縁のないザビエルレコードからも
発売されているのには驚かされたが
(しかしNavazの地点で11枚目って
このバンド、そんなに出していないような…)…。
Imports (2014-03-04)
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イタリアのメロディックメタルバンド。
たまたま動画サイトに上がっており、
ロゴがReinXeedによく似ていて
ジャケットもそれ系をやられるような
そんな(もちろんに意味でだが)
B級感のあるようなメロスピを期待して
いざ聴いてみると、のっけから
ミドルテンポでどっしりとした感じの
アメリカンハードロックで驚かされる。
個人的にはメロスピだと思っていたので
驚いてしまったのだが
どうもこのバンドはアメリカンハードロックだけを
やりたいわけではなかったようで。
#1のそれでさえもギターソロの時には
バッキングは変速拍子を絡ませてくる有様で
ちょっと意外性をついてくる。
フランスのゴシック/アンビエントバンドの
2017年作。まぁリリースは2009年予定だとか
過去に書きあげた曲がどうたらと
アンビエント関連(本来はそっち関係よりも
ジャズロック方面の方が強いとか)に
めっぽう強いネットCD店の宣伝では書かれており、
更には最もメタルらしい作品とまで謳われており、
このアルバムタイトルがMetal
というのには不覚ながらも
クスりときてしまった。
マーキー・インコーポレイティド (2009-02-25)
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スイスの女性Vo擁する
メロディックメタルの4枚目(か?)。
日本デビューとなる2ndアルバムは
時にはオーケストレーショナルな
派手なシンセを多用して
透明感のあるサウンドに
鼻にかかったような歌い方をする
女性Voが印象的だったわけだけど
続く3rd以降は聴いてなく
このアルバムを突然聴くことになったのだが
なので2ndから前作までに
音楽性がどう変わったのかは不明なのだが…
Walkure Records (2017-10-25)
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日本の様式美メタルの12作目らしい。
いつの間にかこのバンドもバップを離れて
インディーズよりリリースされている。
今作はゲストながら全曲シンセ奏者が参加しているとのこと。
7、80年代の様式美ハードロックを
ベースにして島のネオクラシカルなギターソロ
そしてシンセ奏者によるシンセソロのバトルが
みられるといった感じ。
いやこのシンセ奏者・岡垣というかたは
元TERRA ROSAにいたというのが大きいのかも?
井上在籍時のAngel Of Chaos以降、
聴いてなかったのだが
今作はアップテンポな曲が多く
フックにとんだメロディが多く、
なかなかいいと思った。
ジャケットも秀逸である。
前作かその前なのか不明だが
Amazonのレビューでパワー不足云々といわれていた
久世のVoはパワー不足という点に関しては
個人的には全く気にはならなかったので
とりあえずクリアしているかと。
似たような曲がならんでいるのでは?
という突っ込みは
確かに自分もそうおもったが
ご愛嬌という事で(笑)…。
- LACRIMAS PROFUNDERE/How to Shroud Yourself with Night (12/24)
- IMPERIAL CIRCUS DEAD DECADENCE/殯――死へ耽る想いは戮辱すら喰らい、彼方の生を愛する為に命を讃える――。 (11/23)
- PENCEY SLOE/Neglect (11/20)
- DRAGONLAND/The Power Of The Nightstar (11/19)
- DAWN OF SOLACE/Flames of Perdition (11/17)
- ALESTORM/Seventh Rum Of A Seventh Rum (11/07)
- GLASYA/Attarghan (11/05)
- THE UNCROWNED/Witness (11/02)
- FIRTAN/Marter (10/31)
- DRAGONLANCE/Chaos And Law (10/29)