Despotz Records (2016-03-04)
売り上げランキング: 233,500
スウェーデンの男女Vo擁するゴシックメタルバンドの
復活作であり新作。男性、女性Vo等、
解散前のメンバーではないらしいが
とりあえず復活して
新しいアルバムを出したことは喜ばしい事。
美しいジャケットに思わず惹かれてしまう。
解散前のラストアルバムは
のっけから流行りに走った
EVANESCENCEの様なサウンドをかましてたが
(ジャケットもそういや近代的だったな)
今作はそうではなく
アップテンポ主体のサウンドで幕を開け、
EVANESCENCE臭さは微塵もない。
かといってSouls Highwayの時の様な
横乗りを強調するようなリズムでもない。
テンポのあるパートが
用意されているものの
どことなく静かさも漂い
男性Voの唄い方もあるのだろう、
優しげさも感じさせるような
(どことなく力が抜けたような感じか)
雰囲気にメランコリックなメロディが溶け込み
寂しさを描き出すという世界観がなかなか心地よい。
ちょっと野暮くささを感じる
女性Voはメインで歌うことはほぼなく
男性Voをアシスト&デュエットするような感じか。
非常に全体的に
聴きやすいサウンドになったなぁという感じ。
ちょっとジャンルは違うけどポーランド系の
薄暗い雰囲気をもった
プログレサウンドにも近いか?
普通復活作というと
決まって方向性が今向けだったして
ガッカリさせられるような内容の作品が多いが
これは以外にも(というより予想以上に)
よかったという異例の作品。
というよりも驚いたのが
このVoをやっている(兼任している)のが
Souls Highwayの時にもいて中心人物のギタリスト
Robert Vintervindと同様に
曲を書いていたKlas Bohlinであること
彼は以前解散前に脱退をしていたのだが。
やっぱりこの人がいないと
このバンドは成立しないというか
RobertよりもKlasの方がいい曲を
何気に書いている気もするのは気のせいか…?
なのでこの出戻りは個人的には大歓迎。
これは日本盤出さないといけない内容でしょう。
01. Beating Pulse
02. The Shimmering
03. Bloodline Fever
04. Mr Uninvited
05. My Darkness, Darkness
06. Atmosphere
07. Highwayman
08. The Ingredients
09. One Last Call
10. Darksome
11. The Symbol
- EINVIGI/Yö Kulje Kanssani (10/01)
- ROYAL HUNT/Dystopia Part II (08/26)
- GACHARIC SPIN/W (08/20)
- LACRIMAS PROFUNDERE/How to Shroud Yourself with Night (12/24)
- IMPERIAL CIRCUS DEAD DECADENCE/殯――死へ耽る想いは戮辱すら喰らい、彼方の生を愛する為に命を讃える――。 (11/23)
- PENCEY SLOE/Neglect (11/20)
- DRAGONLAND/The Power Of The Nightstar (11/19)
- DAWN OF SOLACE/Flames of Perdition (11/17)
- ALESTORM/Seventh Rum Of A Seventh Rum (11/07)
- GLASYA/Attarghan (11/05)