ビクターエンタテインメント (2016-09-07)
売り上げランキング: 4,292
ミクスチャーだのニューウェーヴだの一言で言い表しにくい
攻撃的でアッパー系のへヴィロックをやられる
ガールズロックバンドの4枚目(メジャーだと2枚目らしい)。
ジャケットの7はこのアルバムのタイトルから察するに
パチンコ・パチスロとかでいうスリーセブンの7
かと思ったらどうやらそうではないらしい。
そんなことはともかくとして聴くのはDelicious以来。
メロディとかは悪くはなかったのだが
正直"うるさい""落ち着きがない"という印象もあったが
メジャーデビューしてどう変わったのか?
のっけからその彼女らの持ち味でもあるであろう
デジタリティを駆使した攻撃的なサウンドで始まるかと思いきや
デジタリティはもちろんだけどダンサンブルなサウンドで
ちょっとつかみにしてはなんだか弱いメロディの曲。
ただ次の曲以降は彼女ららしい勢いのある
そこに等身大的な彼女らの歌詞が乗っかる疾走曲で
安心する。まぁ否が応にも元気が出るようなメロディに
アッパーでアグレッシヴなサウンドは健在なんだけど
メジャーだからなのだろうか彼女らのサウンドにも
流行り路線的な部分が垣間見えているのも否めない。
音的にもやたらシンセとかを多用してへヴィだったデビュー作に比べると
その比率が減退しているようにも感じて
聴きやすくなっているのは気のせいだろうか?
なので中盤以降はパンチの弱い
(似たり寄ったりの)曲が並んでしまって
いるのは残念だなぁと。
右から左に流れるようなサウンドになり下がっている。
なので#12で急に攻撃的なサウンドが飛び出すものだから
ビックリしてしまうわけでもある。
あと、アルバムによってあるのかないのかは不明だが
シークレットトラック("あ"という名前になっているが
ニコリン星の通勤ラッシュというタイトルらしい)
として彼女らのサウンドとは
言われないとわからないような
バキバキの半端ないテクニカルなインストが収録されていて
アルバム本編とは別の彼女らの別の一面を垣間見れる。
あと、どうでもいい個人的な感想として
#3のサビのシャキシャキして~シャキシャキッは
"びっくり!くりくりくりっくり"をパロッたん
(ないしはインスパイアされたん?)
じゃないだろうかと思ったりする。
また、普段は初回限定盤とか買いつつも
一切見る事がないDVDだが
このオレオさんの婚活ツアーなんたらって気になって
観てみる事にしたら、なんてことはない。
彼女らのLIVE映像(&メイキング映像)でやんした。
ただ、そこで演奏している彼女たちは
(弁当か何かを食べてムせているのはともかくw)
決してカワイイ子系のそれじゃなく
想像以上にアグレッシヴで
プロのミュージシャンとしての姿なので圧倒されてしまった。
01. KAKUHEN
02. Friendship
03. シャキシャキして!!
04. ゴー!ライバー
05. 最後のピース
06. パラリヤハッピー
07. 恋愛スイッチ
08. 胸を張ってもいいんだよ
09. シナリオ
10. 白がこの街と僕を染める
11. リスキーリスキー
12. アルブスの少女
77. ニコリン星の通勤ラッシュ
- IBUKI/ExMyself (02/17)
- GOLDEN CAVES/Collision (02/13)
- IDI BIHOTZ/Amaigabe Berria (02/09)
- WEEPING SILENCE/Opus IV Oblivion (02/04)
- SWALLOW THE SUN/When a Shadow Is Forced Into the Light (02/01)
- ATARAXIA/Synchronicity Embraced (01/28)
- WILT/Ruin (01/23)
- STELLAFERA/Collapsing Domain (01/19)
- DERDIAN/DNA (01/15)
- 摩天楼オペラ/Pantheon -Part 2 (01/11)