スウェーデンの現メタルコア/エクストリームメタルバンド。
メタルコアと言ってもありがちな
それとは違うアプローチをしており
ある種進化系の姿なんだろうなぁ
と思ったのが久々に聞いた前作。
で、今作はファーストトラックの
ツインギターのイントロが流れた瞬間
メロデスに回帰したのかと思ったが、そんなことは当然なく、
メタルコアというよりも
むしろEVANESENCE的な横乗りのリズムに
驚かせるが
決してそれに終始するようなサウンドでもない。
アルバムの大半はミドルテンポ主体ながらも
プログレっぽさも加わったような複雑なリズムに
時にはスクリーム、時にはノーマルなVoと
エモーショナルかつキャッチーなコーラスが乗っかり
適度にデジタリティな要素も加えたサウンドを聴くたびに
これが今のIN FLAMESなんだなと実感する。
上記にも書いたようにツインギターの使い方…というかギターの音に
要所要所で元々やられていたメロデスっぽさも垣間見えるのが面白い。
とはいっても曲そのものは完全な彼らの今のサウンドなんだけど。
なのでメロデス云々と書いてもそれ目当てだと思い切り肩透かしをくらいので
要注意。それなりに聴かせるメロディは用意されている事は確かだが、
この手のサウンドに拒絶反応する人たちにとってはキツいかも
(というかあまり印象に残るわけでもないからだ)…?
ただ、#3のように疾走する曲がモロなメタルコアで
どこそこのそれと遜色ないサウンドをやっていて
こうなってしまうとガッカリしてしまう。
01. In My Room
02. Before I Fall
03. Through My Eyes
04. Battles
05. Here Until Forever
06. Underneath My Skin
07. Wallflower
08. Save Me
09. Greatest Greed (Bonus track)
10. Us Against the World (Bonus track)
11. Drained
12. The End
13. Like Sand
14. The Truth
- EINVIGI/Yö Kulje Kanssani (10/01)
- ROYAL HUNT/Dystopia Part II (08/26)
- GACHARIC SPIN/W (08/20)
- LACRIMAS PROFUNDERE/How to Shroud Yourself with Night (12/24)
- IMPERIAL CIRCUS DEAD DECADENCE/殯――死へ耽る想いは戮辱すら喰らい、彼方の生を愛する為に命を讃える――。 (11/23)
- PENCEY SLOE/Neglect (11/20)
- DRAGONLAND/The Power Of The Nightstar (11/19)
- DAWN OF SOLACE/Flames of Perdition (11/17)
- ALESTORM/Seventh Rum Of A Seventh Rum (11/07)
- GLASYA/Attarghan (11/05)