ドイツのゴシックメタルバンド。
Seven Tearsがそれなりに良かったので
それなりのものを期待してたんだが、
やっている事はメタルというよりも丸い音質もあって
ゴシックロックに近いようなポップな感じで
(ポップスに比べるとへヴぃだが)、
メランコリックなメロディに、
このバンド特有の(?)ピロピロシンセや
沈み込むような冷たさも感じるピアノなど
シンセを巧みに使ったエレクトロニカルなサウンドに
ナルちっくなVoが歌い上げる
暗黒度はかなり低めのサウンドが展開される。
ただ、何が今回違うかというと
Seven Tearsの時の様なキラーチューンがないという事。
ラストの方で弦楽器の入るムーディな#1に続く
#2や#5、#8はそれなりにノリノリの曲だが、
どうもスローテンポ多めで特に起伏があまりない
(一応メランコリックではあるのだが)…というか
似たようなメロディの曲が並ぶのであまり際立たない。
購入当時に聴いたときは、
正直じっくりと聴くには退屈さを感じてしまうような
そんなサウンドでやんした。
いや、改めて聴くとメロディはそれなりに泣いているし、
じわじわと盛り上げているく展開等、
決して悪い内容ではないのだが、どうもかったるさも感じて
眠気を誘うのは事実で、このアルバムに関しては
メタルというよりもゴシックアンビエントに近いかも。
そう考えるとまた話は変わってくるのかもしれんのだけんど…。
正座をしてじっくりと聴きこむよりも
何かの作業の際のBGMには非常にいいのかも知れんが…。
01.The Sign
02.Without A Trace
03.Living In The Rose
04.Curious Changes
05.Oblivion
06.The Doubt
07.Derangement
08.Agony
09.My Swallow Bride
10.Elegy
11.The Sleep
- EINVIGI/Yö Kulje Kanssani (10/01)
- ROYAL HUNT/Dystopia Part II (08/26)
- GACHARIC SPIN/W (08/20)
- LACRIMAS PROFUNDERE/How to Shroud Yourself with Night (12/24)
- IMPERIAL CIRCUS DEAD DECADENCE/殯――死へ耽る想いは戮辱すら喰らい、彼方の生を愛する為に命を讃える――。 (11/23)
- PENCEY SLOE/Neglect (11/20)
- DRAGONLAND/The Power Of The Nightstar (11/19)
- DAWN OF SOLACE/Flames of Perdition (11/17)
- ALESTORM/Seventh Rum Of A Seventh Rum (11/07)
- GLASYA/Attarghan (11/05)