Prikosnovenie (2008-11-04)
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オーストラリアの女性アーティストの1st。
やっている事はアコギ、フルートをはじめとする管楽器に
パーカッションや民族楽器を使った
いかにもなフォーク・トラッドサウンドに
エレクトロニカ要素を加えて
ニューウェーヴなサウンドにした上に
時には弦楽器をフューチャーして
ムーディな要素を加えたというもの。
この手のサウンドにありがちな打ち込みではなく
生の管弦楽器を使用しているのは大きい。
アルバム前半はトラッドや
フォーキーな部分を前面に出しつつも
打ち込みサウンドを取り入れた
ニューウェーヴサウンドだが、
アルバム中盤からラスト2曲前まで
打ち込み的な要素はなりを潜め
アコースティカルな方向性で
民族楽器をはじめフルートとかそっち系の
他のトラッド系のサウンドと
あまり個性を見いだせないような
フォーキーかつトラディショナルな
サウンドを展開するようになる。
アルバム全体としてもニューウェーヴ色はリズムくらいで
このアルバムに関してはどちらかというと
フォーク・トラッド色の濃い内容と言ったところか?
パーカッションなり、打ち込みリズムを刻む曲は
まだいいんだが、そういうのがなく
アコースティカルで長い曲になると正直退屈になるのも確か。
女性Voによる歌い方がミステリアスなものも手伝ってか
幻想的な世界観を表現しているのは上手いなぁとは思うのだが
7分なり8分なりというのが続くのはちょっとどうかと…。
01. Blackbird
02. Red Balloon
03. Numl the Wren Tear
04. Nobeliu's Garden
05. Beads of Rain
06. The Seagiant
07. Ariel
08. Alice in the Garden of Live Flowers
09. Tale of a Thorn
10. Salamander
11. Anemoue Falling
12. Sentinel
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