THEATER OF AUTUMN

イタリアのメロディアスハードの3rd。
たまたまAmazonに表示されたジャケットを見て興味を持ち
試しに動画サイトのサンプルを聴いてみたところ
なかなかよよげな内容だったので購入してみた。
なんでも過去２作の国内盤はインディーからの発売で
自分を含めあまり知られていなかった模様。

今作は海外ではFrontiers Recordsとの契約＆
日本ではキングレコードからの発売で
それなりに知名度が上がったのではないかと。
つーかFrontiers Recordsが
ここのところ次から次へと良質な
メロディアスハードロック作品を
リリースしていることにも驚かれる。





そんなことはともかく、
出てきた音はきらびやかなシンセを伴った
適度に哀愁を伴った
爽やかでキャッチーかつポップなサウンドで
いわゆる産業ロックとかAORとか言われるタイプ。
そこにおそらくGoran Edmanを意識したような
タイプのVoが乗っかりGoran Edmanが歌っても
何の遜色もないようなサウンドにもなってはいるが
中低音からハイトーンと駆使しながら
かなり歌えるタイプで安心して聴ける。
ギターも流麗なソロを披露し、
時にはシンセも負けじとソロバトルを繰り広げる。

非常に聴きやすいサウンドなので
あっという間に聴き終えてしまうが
それでも聴きごたえのかなりあるサウンドで
(後半は遅めの曲が並びちょっと落ちてしまうものの)
自分が知らないバンドだっただけに
想像以上のクオリティに驚かされてしまった。


01.I Will Wait
02.Show Me the Love
03.Bring Me Back Our Love
04.Heaven Is Right Here
05.A World of Fools
06.One More Night
07.All I Want
08.Living on the Edge
09.Our Good Goodbye
10.Paradise
11.Image of Your Soul