NAPAL (2018-04-06)
オーストリアの男女混合Voの
シンフォニックメタルの2018年作らしい。
このバンドもNIGHTWISHフォロワーという事もあり
派手なオーケストレーションとへヴィなギターによる
サウンドをやられていて個人的にはスルーする
音楽性をやっていた(はず)。
なものなのでどうせこのアルバムも、
NIGHTWISHそっくりの(ないしは似たような)
個人的にはあまり好きじゃないサウンドを
今作もやるんだろうという気持ちで聴いてみた。
派手なオーケストレーションは登場するものの
やり過ぎまでのNIGHTWISH的な要素はなりを潜め
(もちろんNIGHTWISH的でない事はないのだが)
どことなく柔らかな音質も手伝って
非常に聴きやすくてとっつきやすいサウンドに変貌。
曲によっては結構バスドラが踏まれるパートもあったりする。
ギターもそないへヴィでもないし
ひたすらミドルテンポの曲が並ぶというわけでもなく
ある種のポップ感もあったりする。
曲によってはフォーキーだったりアラビアンだったりと
その辺りはどこのメタルバンドもやりがちな故
あまり個性的ではないのだが…。
しばらく聴いてなかったら
音楽性が自分好みのサウンドに変貌していた事には
驚かざるを得なかった。
女性Voは優しげでノーマルな歌い方はもちろん、
ソプラノも使い、時には力強く歌い上げたりと
器用に歌い上げるのだが
男性Voは初期のころから(交代しているかは謎だが)
B級感が否めないのは残念だな。
しかし、へヴィで大仰しくて今一つピンとこない
今どきのシンフォニックメタルサウンドが苦手
という人にとってはポップさを前面に出したような
今作はかなり当りかもしれない?
01. The Deep & The Dark
02. Return To Lemuria
03. Ritual Night
04. The Silent Mutiny
05. Book Of Nature
06. The Last Home
07. The Grand Illusion
08. Dead Reckoning
09. Words Of War
10. Prayer To The Lost
11. The Last Home(acoustic version)
- EINVIGI/Yö Kulje Kanssani (10/01)
- ROYAL HUNT/Dystopia Part II (08/26)
- GACHARIC SPIN/W (08/20)
- LACRIMAS PROFUNDERE/How to Shroud Yourself with Night (12/24)
- IMPERIAL CIRCUS DEAD DECADENCE/殯――死へ耽る想いは戮辱すら喰らい、彼方の生を愛する為に命を讃える――。 (11/23)
- PENCEY SLOE/Neglect (11/20)
- DRAGONLAND/The Power Of The Nightstar (11/19)
- DAWN OF SOLACE/Flames of Perdition (11/17)
- ALESTORM/Seventh Rum Of A Seventh Rum (11/07)
- GLASYA/Attarghan (11/05)