イスラエルのプログレ風のメロデスバンド。
…と自分では思っているのだが
単純にプログレッシヴメタルバンドなのかもしれない。
まぁお国柄なのかどうかは不明だが
やっている事といったら
いかにも中近東系にありがちなメロディをのせた
プログレ的なひねくれ感を持つメタル…
と表現してしまうと
チュニジアのMYRATHと何が違うんだ?
という事にもつながりかねない。
実際にやっている事はモダンな部分を取り除いた
MYRATHのようなものではなくはないのだが
男女コーラスがあったり
やや変速拍子がかったパートがあったり、
静と動の部分があって(7、80年代プログレ的な趣もある)
激しいコントラストを描いたり
デスVoを導入したり、こちらの方が
モダンでない代わりに(?)アグレッシヴであったりと
何かと多彩な事をやっているというのが
こっちの方といった感じだろうか?
決して悪い内容ではない
MYRATH云々を抜きにして
(それでも弦楽器でアラビアメロディを奏でられると
否が応にもそれになってしまう感はある)
むしろ安定したクオリティを保っている内容ではある。
悪いといえばこのジャケット
もうちょっとましなものにできなかったのだろうか?
それと放送禁止的なスラングを連発しているのか
やたらとピー音が飛び出すのだがそのたびに
興ざめをしてしまうのは確か。
これは本当にスラングを発しているがために
音を消しているのか、それとも一つの効果音のためだけに
やっているのか不明だが、
これだけは個人的には受け付けなかった。
せっかくの内容をぶち壊すだけの威力があるが故
止めた方がよかった。
01. The Cave
02. We Do Not Resist
03. In Propaganda
04. All Knowing Eye
05. Yedidi
06. Chains Fall To Gravity
07. Like Orpheus
08. Poets Of Prophetic Messianism
09. Left Behind
10. My Brother’s Keeper
11. Take My Hand
12. Only The Dead Have Seen The End Of War
13. The Manifest – Epilogue
- EINVIGI/Yö Kulje Kanssani (10/01)
- ROYAL HUNT/Dystopia Part II (08/26)
- GACHARIC SPIN/W (08/20)
- LACRIMAS PROFUNDERE/How to Shroud Yourself with Night (12/24)
- IMPERIAL CIRCUS DEAD DECADENCE/殯――死へ耽る想いは戮辱すら喰らい、彼方の生を愛する為に命を讃える――。 (11/23)
- PENCEY SLOE/Neglect (11/20)
- DRAGONLAND/The Power Of The Nightstar (11/19)
- DAWN OF SOLACE/Flames of Perdition (11/17)
- ALESTORM/Seventh Rum Of A Seventh Rum (11/07)
- GLASYA/Attarghan (11/05)