日本のシンセ奏者含む
ヴィジュアル系バンドの
メジャー復帰アルバム。
ギタリストが加入し、ドラマーが交代し
5人体制になったんだとか。
メジャーアルバムとしては
約3年ぶりという。
いつもかどうかは不明だが、
前2作とかAVALONのように
疾走曲ないしはインスト~疾走
という一種の定番のような
わかりやすい曲で始まるわけではなく、
ミドルとアップを組み合わせたようなテンポで
わかりにくさを兼ねたような曲で始まる。
その上なんだか#2とセットのような感じで
あっけなく終わってしまう。
相変わらずダークな世界観を持ち合わせた
へヴぃで攻撃的なサウンドをベースにしながらも
メロスピのような曲はかなり抑えており
昨今のバンドにありがちな
スラッシュビートを使った曲を始め、
ダンサンブル的な曲があったり、
ロックンロール的な曲があったり…、
ヴァラエティに富んだ曲が並ぶが
まぁその辺りはいつも通りなのかもしれないが…?
#11はサックスが入ったり小洒落た部分もあったり
バックの演奏がアコギのみで歌いあげる曲があったり、
1分半にも満たない#7でさえも
決して手を抜いておらず
聴く側に強烈なインパクト与えている辺りは流石か?
メッセージ性の強い歌詞も相変わらず。
この辺りは既にこのバンドしかできないであろう
その辺りまで到達してしまっている感もある。
Voもヴィジュアル系にありがちな歌唱と
あのアレなビブラートも健在。
ただ、このバンドにそんなに思い入れがない
自分としては今作は前作以上に
どうもつかみどころがない部分が多くて
一般的には受け入れやすい(聴きやすい)ようで
実は逆に受け入れ難いサウンドに
なってしまっている感の強さを受けた。
つまり1回、2回聴いただけでは
よさがわからないよという事なんだろうけど…。
かといって(あくまでも自分の身の感想だが)
そう何度も聴きたくなるようなサウンドではなかった。
ラストはいつも通りわかりやすい
メロスピで〆てくれているのはありがたいですね(笑)。
01. Human Dignity
02. Dead by Daybreak
03. Invisible Chaos
04. MONSTER
05. RAINBOW
06. Sacrifice
07. 箱の底のMUSIC
08. actor
09. Cee
10. 見知らぬ背中
11. SNOW
12. The WORLD
- EINVIGI/Yö Kulje Kanssani (10/01)
- ROYAL HUNT/Dystopia Part II (08/26)
- GACHARIC SPIN/W (08/20)
- LACRIMAS PROFUNDERE/How to Shroud Yourself with Night (12/24)
- IMPERIAL CIRCUS DEAD DECADENCE/殯――死へ耽る想いは戮辱すら喰らい、彼方の生を愛する為に命を讃える――。 (11/23)
- PENCEY SLOE/Neglect (11/20)
- DRAGONLAND/The Power Of The Nightstar (11/19)
- DAWN OF SOLACE/Flames of Perdition (11/17)
- ALESTORM/Seventh Rum Of A Seventh Rum (11/07)
- GLASYA/Attarghan (11/05)