スウェーデンのアドベンチャーメタルらしい
バンドの3枚目。
TWILIGHT GUARDIANS
似たようなバンドがあってそのバンドと
混同していたわけだが
向こうはフィンランドだし全くの別物。
正直帯のアドベンチャーメタル云々で
吹き出しそうになるのだが
RPGメタルやらパイレーツメタルやら
何やら細分化されているみたいだ。
そういえば前作か何かが
B級感漂う凄いダサいジャケットで
敬遠したので今作が初めて自分が聴くわけだが。
その前にVoも前任者・Christian Eriksson
が交代し(解雇されたという説もある)、
今作からイタリアのTRICK OR TREATのシンガーが
担当することになっているそうな。
ファーストトラックがエピックメタル
お約束のオーケストレーションによる
壮大なインスト→疾走感になだれ込む
スタイルではなくのっけから疾走曲。
この曲だけで想像以上の完成度を
誇っていたのには驚いた。
派手なオーケストレーションやクワイアといった
この手のサウンドにありがちなものに加えて
時折フォークメタルに出てくるような
楽器やフレーズを使用して
(何故かラストの大曲は和のフレーズが登場する)
RHAPSODY系との違いを
明確にしているかのようである。
非常にファンタジックな色の強いサウンドを展開。
分裂する前の(要は初期のころのだ)
RHAPSODYを聴いている感じもする。
イマドキにこういう音楽を
ある種開き直り感でやられる所に逆に好感が持てる。
ただ、シンガーがB級感があるので
特にハイトーンとかにそれが顕著に表れたりと
それは致し方がないのだが
それをクオリティの高い楽曲が補っている、
というべきか?
明るめのメロディが大半を占めるが
それでもメロディもそこそこクサいし
疾走曲がひたすら続くのだが
(ただひたすらバスドラ疾走を始め、
展開やパターンがどれも似ている感が
否めないのでだんだん飽きてくるのあたりは
改善の余地があるかもしれない?
ただ自分は先入観だけで聴いたので
まさか内容がこんなにクオリティが高く
日本人受けするようなサウンドだとは思わなかった。
01. Dawn Of The Dragonstar
02. Thundersword
03. Long Live The King
04. With The Light Of A Thousand Suns
05. Winds Of Wisdom
06. Queen Of Eternity
07. Valley Of The Vale
08. Hydra
09. Night Of Winterlight
10. Blade Of Immortal Steel
- HUMAN FORTRESS/Reign Of Gold (02/28)
- TEARS OF TRAGEDY/Trinity (02/26)
- ORKRIST/Artifacts of Life (02/23)
- SIRENIA/Riddles, Ruins & Revelations (02/21)
- MANDALABAND/IV(AD-SANGREAL) (02/20)
- DARK TRANQUILLITY/Moment (02/18)
- SILHOUETTE/The World Is Flat (02/15)
- MAJESTICA/A Christmas Carol (02/14)
- ZMEY GORYNICH/Devilish Dances (02/13)
- SIGNUM REGIS/The Seal of a New World (02/09)