イタリアのメロディックメタルバンド。
2019年作。
LABYRINTHのOlaf Thorsenを中心としたバンドで
初期の初期はたしか時期も時期なだけに
似たようなメロスピをやっていた気がするが、
このバンドをまともに聴いたのは
実はこのアルバムが最初だったりする。
今作はVoがDERDIANの人で
ドラムにはMike Terranaも参加しているとのこと。
で、Mike Terranaがドラムを担当しているからか
相変わらず相変わらず荒っぽいギターはともかく
全体的に落ち着き払った
非常に安定したサウンドとなっている。
若干のひねくれ感もあって
プログレ的なアプローチも頻繁ではないが
あったりするが、聴きづらいという事はない。
時にはゴシック的なピアノを始め、
曲によってはスペーシーだったりと
様々な音を出すシンセワークが
曲に彩りを添える。
で、感想としてはシンセをフューチャーしたことで
とても耳触りがよくなっているのだが、
それ以外の何物でもないというのが
このアルバムの特徴。
一応メロスピ疾走曲も用意されている
(それが出てきた事に驚いたのだが)
のだが、他の曲同様にコレというものもない。
ヘタな冒険に出ずに守りに入りすぎた感が強く
それゆえに?肝心の曲がダークなわけでもなければ
物悲しいわけでもなく、かといって明るいわけでもなく
全てが中途半端な故に
どっちつかずのものになっていて
全くと言っていいほど耳に残らず、
メロディに面白みが全く感じられず、
耳触りのいいシンセ入りの
メロディックメタルという印象しか感じられなかった。
1. Insurgent
2. The 26th Machine
3. 3 Men Walk On The Moon
4. Fall From Grace
5. Were I God
6. Now That All The Heroes Are Dead
7. While The Sun Is Turning Black
8. The King Of The Sky
9. On The Ides Of March
10. 300
11. The Nihil Propaganda
- EINVIGI/Yö Kulje Kanssani (10/01)
- ROYAL HUNT/Dystopia Part II (08/26)
- GACHARIC SPIN/W (08/20)
- LACRIMAS PROFUNDERE/How to Shroud Yourself with Night (12/24)
- IMPERIAL CIRCUS DEAD DECADENCE/殯――死へ耽る想いは戮辱すら喰らい、彼方の生を愛する為に命を讃える――。 (11/23)
- PENCEY SLOE/Neglect (11/20)
- DRAGONLAND/The Power Of The Nightstar (11/19)
- DAWN OF SOLACE/Flames of Perdition (11/17)
- ALESTORM/Seventh Rum Of A Seventh Rum (11/07)
- GLASYA/Attarghan (11/05)