
フィンランドのシンフォニックロックバンドの
2011年作。
なんだかサーカスでもやらんとしている
おっさんのジャケットが特徴なんだが、
自分がこのジャケットに惹かれて
ジャケ買いしたのか
どういう理由で手にしたのかが
未だにわからない(笑)。
やたらテクニカルなベースソロが耳を惹き
パーカッションや怪しげで美しい
管楽器やシンセが特徴のインストから始まる。
その後はおっさんVoと女性Voの歌が入りながらも
バックは軽快なサックスやピアノが入ったりする
ジャズが入って来ているものの、
単なるジャズロックでとどまっていない。
もちろんジャズロック的な
それぞれがテクニックを披露する
スリリングな演奏はもちろんなのだが
どちらかというとシンフォニックロックに傾いているのか?
とはいえ、曲そのものの大仰しさを押さえて
比較的わかりやすさのあるサウンドといったところか・
意外とポップな部分があったり、
シンセによる幻想的な世界観があったり
その辺りはなかなか面白みがあったりする。
#5のようにゆるやかで徐々に盛り上がっていく
いかにもシンフォニックロックのような部分もある一方で
教会の厳かな雰囲気から一転する#6や
躍動感のある#8はそんなジャジーな雰囲気ながら
そこにプログレ系によくある電子音のシンセや
オルガンが入り込むあたりはなかなか面白い。
部分的ながらも垣間見せる叙情性のあるメロディに
思わず耳を惹きつけられたりする。
01.Behind the Curtains
02.A Small Wish
03.Trapeze
04.A Springtime Meadow
05.A Vertical Rope
06.A Leap into the Unknown
07.A Rose in the Sun
08.Paidarion
09The Magician's Departure
10.The Final Show
- EINVIGI/Yö Kulje Kanssani (10/01)
- ROYAL HUNT/Dystopia Part II (08/26)
- GACHARIC SPIN/W (08/20)
- LACRIMAS PROFUNDERE/How to Shroud Yourself with Night (12/24)
- IMPERIAL CIRCUS DEAD DECADENCE/殯――死へ耽る想いは戮辱すら喰らい、彼方の生を愛する為に命を讃える――。 (11/23)
- PENCEY SLOE/Neglect (11/20)
- DRAGONLAND/The Power Of The Nightstar (11/19)
- DAWN OF SOLACE/Flames of Perdition (11/17)
- ALESTORM/Seventh Rum Of A Seventh Rum (11/07)
- GLASYA/Attarghan (11/05)