イタリアの女性Vo擁する
シンフォニックロックの2012年作。
フクロウ(ミミズクという説もあり)のイラストが
目を惹きつける美しいジャケットで
気に入ったのだが。
有名外資系店では
軒並み廃盤となっているものを
普通に買うことができる(一部例外もあり)
ニッチなバンドCDを普通に買える
プログレ系のCD店では
このバンドサウンドをイギリスの
RENAISSANCEに例えているのも購入動機。
寂し気な雰囲気のメロディを伴ったピアノをバックに
美しい女性Voが乗っかり、中盤から終盤にかけて
ストリングスが入り盛り上がっていく#1からスタートする。
多種多様なシンセがバリバリ入るような
ドシンフォに比べると、もちろんシンセが入るものの、
ストリングスやアコギを入れたり、
時にはお洒落なシンセによる装飾が入る
このバンドはピアノを多用し、静の要素多めの
アコースティカルな要素が強めの
フォークロックといった感じでプログレ要素は薄め。
曲によっては男性Voがメインで歌ったりもするが
やはり男性はシンフォニックロックにありがちな
野暮いおっさん系なのは残念という感じか(笑)。
ただ、メインで歌われる女性Voの
歌い方やアルバムの大半がクラシカルに彩られたサウンドは
そのRENAISSANCEに通じるところがあるっちゃある。
かと思っていたが、#6の途中から
野暮いおっさんVoがメインになった途端、
ドラムをはじめピアノだけでなく近代的なシンセが
突然ロック的な展開をみせたりもする。
オッサンVoはともかくとして(苦笑)、
静の要素強めのフォークロックのイメージを
覆す辺りはなかなか面白かったりする。
同じようにドラムが入ってある種躍動感も感じる
(バスドラ連打やご機嫌なシンセのソロが入る)
#8なんかはクラシカルというよりかは
女性Voの歌い方も相まって
民族色の強いフォークロックといった感じもする。
01.Hide From An Angry Heart
02.The Deed Is Done
03.Braccialetti Di Diamanti
04.Across The Light
05.Alberi E Foglie
06.Domenica
07.Case Nella Bassa
08.Stella Splendens
09.Emozioni Ad Uso Personale
10.Dormi Sola
11.Flowers And Lies
12.Uomo
- ADVENT/Silent Sentinel (04/14)
- BLODIGA SKALD/The Undrunken Curse (04/11)
- ASIA MINOR/Points Of Libration (04/04)
- DWARROWDELF/Evenstar (03/30)
- WOLFHEART/Wolves of Karelia (03/24)
- ASTRALIUM/Land Of Eternal Dreams (03/22)
- DAWN OF SOLACE/Waves (03/21)
- KAUNIS KUOLEMATON/Syttykoon Toinen Aurinko (03/17)
- KARFAGEN/Principles And Theory Of Spektra (03/15)
- KEYS OF ORTHANC/Of The Lineage Of Kings (03/13)