イギリスのシンフォニックロック…
というよりもポンプロックバンドの2枚目。
よく宣伝文句を見ていなかったようで
単純にポンプロックのジャンルと
漫画のジャケットが気になり購入したという感じ。
CDは90年代前半によくあった
文字だけが印字されているパターンで
これも時代を感じさせなくもないか?
音も92年に発売されたということからか?
なんか古臭いという感じもしなくもない
(ある意味時の流れは残酷なものを感じる)。
いわゆる当時はやったであろうポンプロック的な
雰囲気もにおわせてはいるが
このバンドはポンプロックバンドをたくさん抱えていた
SI MUSIC所属ではない。
多種多様なシンセにやしんみりするようなメロディの
ギターにより曲の肉付けをしており、
曲によってはサックスも入ってムーディさもプラス。
ポンプロックの一つにもはいるからなのだろうか
シンフォニックロックにありがちな
ひたすらスローテンポで徐々に曲が盛り上がる
…というタイプではなく、
ハードロックに近いような比較的快活であり、
展開もわかりやすい方で、
ドラムがやたら元気だったりする。
Voはイモなのは言わずもがな(笑)。
残念ながら特にアルバム全般としては
そこそこマイナー調のメロディが中心なものの、
トータルにすると面白みに欠けるのは事実で
大抵の曲でアップテンポとスロー&ミドルテンポと
テンポが変わるのだが
(#4はなぜかMAIDENを意識したような
ギター使いが飛び出して驚かされる)、
テンポのあるパートならさらりと聴き流せるが
ミドル&スローテンポのパートは正直面白みに欠け、
そのパートが長いと退屈になってきて
ついつい飛ばして聴きたくなってくるのも事実。
曲がまた無駄に長いというのもマイナス。
そこにこの情感込めて歌い上げると
さらに調子っぱずれになるVoが乗っかるものだから…。
10分以上もするラストの曲はひたすら退屈なだけである。
そんな中勇ましさも感じるようなリズム一辺倒の
#5はなんだか80年代的な?
ハードロックさも感じるような趣があり、
このアルバムの中でも唯一面白みのある曲だったりする。
01.The Quest
02.Old Lady
03.Mirror Of Lies
04.A Look At Life
05.Waiting For A Chance
06.Last Act
07.All Alone
08.Betrial
- EINVIGI/Yö Kulje Kanssani (10/01)
- ROYAL HUNT/Dystopia Part II (08/26)
- GACHARIC SPIN/W (08/20)
- LACRIMAS PROFUNDERE/How to Shroud Yourself with Night (12/24)
- IMPERIAL CIRCUS DEAD DECADENCE/殯――死へ耽る想いは戮辱すら喰らい、彼方の生を愛する為に命を讃える――。 (11/23)
- PENCEY SLOE/Neglect (11/20)
- DRAGONLAND/The Power Of The Nightstar (11/19)
- DAWN OF SOLACE/Flames of Perdition (11/17)
- ALESTORM/Seventh Rum Of A Seventh Rum (11/07)
- GLASYA/Attarghan (11/05)