オランダのDELAINの女性Voと
オーストリアのSERENITYの男性Voが
中心となったプロジェクトらしい。
2015年作でデビュー作。
これも所属のNAPALMレーベルによる企画ものの
一つなのだろうか?
あるサイトで紹介されていて
気になったので聴いてみることにした。
男女掛け合いのバラードのような曲で始まるが
なんだかアルバム中盤から
後半にあるようなタイプのバラードで?となるが
まぁ短めなのでこれはエピックメタルにあるような
インストのようなものだろう。
#2になると派手なオーケストレーションを駆使した
シンフォニックメタルが展開される
若干ゴシックメタルっぽくも感じなくもなく、
SIRENIAのようなものかもしれない?
とはいっても全然暗くはないし、
曲によっては明るいフレーズが全開だったりもする。
あくまでも2人の歌メロ重視だからか?
リズムは#11を除き、
基本は横乗りがベースでどことなく
WHITIN TEMPTATIONに通じるものも感じられる。
ただ一部の曲ではDELAINの曲をSERENITYのVoが
歌っているみたいな部分があったりもする。
メロディ的に関しては決して悪くはなく、
キャッチーで美メロが好きだという人には
それなりに満足するような内容かと思われる。
時折ギターソロの時にハッとさせられるような
展開になるのには思わず息を呑むのだが、
個人的にはなんかもうひとつふたつ欲しい
というのが感想で物足りなさが感じられた。
ゴシックメタルにあるのとはまた違うような
ダークな要素が受け付けない
というのもあるのかもしれない?
このプロジェクトにはEVERONのOliver Philippsが
関わっているからなのか、
若干プログレ的な趣も感じなくもないが
メロディが重要視されており、
プログレ云々というのはあまり気にはならなかった。
そしてなぜかアラビアン的なテイストが
入ったりするがこれは必要だったんだろうか(笑)?
#9はモロにメロディアスハードのノリなんだけど
このアルバム内では変化球系の内容だけど
アップテンポの#11等
そういうのがもっとあったほうが
メリハリが効いていてよかったと思う。
01.Incomplete
02.The Deviant Hearts
03.Runaway Grey
04.Try
05.Enter Dreamscape
06.Miserable Me
07.The Lotus and the Willow
08.Crimson Course
09.Carry Me Home
10.The Sound of Fear
11.Novaturient
12.Let It Die
- EINVIGI/Yö Kulje Kanssani (10/01)
- ROYAL HUNT/Dystopia Part II (08/26)
- GACHARIC SPIN/W (08/20)
- LACRIMAS PROFUNDERE/How to Shroud Yourself with Night (12/24)
- IMPERIAL CIRCUS DEAD DECADENCE/殯――死へ耽る想いは戮辱すら喰らい、彼方の生を愛する為に命を讃える――。 (11/23)
- PENCEY SLOE/Neglect (11/20)
- DRAGONLAND/The Power Of The Nightstar (11/19)
- DAWN OF SOLACE/Flames of Perdition (11/17)
- ALESTORM/Seventh Rum Of A Seventh Rum (11/07)
- GLASYA/Attarghan (11/05)