女性Vo擁する4人組のロックバンドの
2021年作の2nd。
なんでも宣伝によると、
歌重視のハードロックということで
まぁなんとなくメタルメタルしている
バンドではないなぁと予想はしていたのが…。
どこかで聴き覚えのあるような
(というかおそらくルーツが垣間見える
といった方がいいのか)フレーズの
#1で始まるのだが、
アップテンポでキャッチーでサビは
日本人が好みそうなメロディでなかなかいい。
キレがもちっと欲しいが
派手なギターソロも入るのにも驚いた。
曲によってはバスドラ連打の
メタリックな部分があったり、
重厚なパートはあるものの
音質の軽さもあるのか
(バスドラが奥に引っ込んでいる?)
基本はハードロックというよりも軽快で
ポップロック程、軽くもないというくらいで
その中間という感じだろうか?
女性Voは歌えるシンガーで
ハイトーンを駆使するわけでもなく
どことなくJ-POPを歌っているという感じか?
80年代~90年代のハードロックという宣伝文句も
決して間違っておらず、
アルバム中盤は80年代ハードロックに
J-POPをMIXしたようなサウンドで
どの曲もポップさが前面に出ていること
(耳を惹くフレーズがあるのは強い)もあり、
一気に聴き流せる。
ただ、アルバム中盤が
ミドルテンポ主体の曲が多く、
その上個人的な嗜好とは外れる曲が
多く存在するということもあり、
そこに前半と後半にあるような
アップテンポな曲が用意されていたら
もっと印象がよかったような気がする。
#2や#10のように要所でネオクラシカルなフレーズが
飛び出したりTERRA ROSAのような
イントロの#3があったりと
思わずニヤついてしまう部分があるのも確か。
#10はゲームと心情を上手くMIXさせた歌詞が
なかなか面白いと思った。
01.Don't Stop the Rock
02.IDEAL
03.Eterno
04.Gypsy boy
05.Spotlight
06.Survival
07.メロディー
08.Lookin'for
09.be alright
10.RPG
11.Blue Oar
- LACRIMAS PROFUNDERE/How to Shroud Yourself with Night (12/24)
- IMPERIAL CIRCUS DEAD DECADENCE/殯――死へ耽る想いは戮辱すら喰らい、彼方の生を愛する為に命を讃える――。 (11/23)
- PENCEY SLOE/Neglect (11/20)
- DRAGONLAND/The Power Of The Nightstar (11/19)
- DAWN OF SOLACE/Flames of Perdition (11/17)
- ALESTORM/Seventh Rum Of A Seventh Rum (11/07)
- GLASYA/Attarghan (11/05)
- THE UNCROWNED/Witness (11/02)
- FIRTAN/Marter (10/31)
- DRAGONLANCE/Chaos And Law (10/29)