フランスの5人組メロパワバンド。
2022年作で2ndらしい。
元々Oblivionという
別名義のバンドで活動していたそうな。
ジャケットが目を惹いたので
とりあえず聴いてみることにした。
ジャケットから想像したのは
シンセ入りのメロパワ、ないしは
プログレ的なサウンドを予想したのだが、
出てきた音はそれ系とは明らかに異なり、
またジャーマン系のようなパワーメタルとは
明らかに違うタイプの音でもあり、
かといって正統派かというと
それよりもずっとメロディックではある。
調べてみるとCDの宣伝には80年代の
パワーメタルをベースにしているのだそう。
サビなどで漢臭いコーラス・かけ声が入り、
曲を盛り上げたり、
曲の中間ではなかなか美味しい
メロディックなギターが入り、
曲に彩りを添えている。
安易にシンセに頼ることはなく、
必要最低限に抑えらえている。
曲によってはアウトロやイントロに
アコギパートを設けたりして
それなりの工夫がされている。
アップテンポからミドルテンポ、
バラードの曲もあったりと、
曲のヴァリエーションは多く、
それがバランスよく並べられている。
ただVoが歌えなくはないのだが、
一歩間違えるとSTORMWARRIORタイプ
(それは言い過ぎか?)で、
曇ったような声でがなるのと
投げやりのようなハイトーンを使いが
一気にB級メタル感丸出しという感じで
曲の足を引っ張っているは確かで、
これが好き嫌いが分かれそうなである。
Voはアレだが曲の内容までも酷いわけではなく、
まずまずといったところで
決して良くはないが
思ったよりも悪くもないという感じで
(あくまでも個人的な嗜好とは違うものもあり、
何度も聴きたいかというと疑問符はつくがw)、
正統派メタルが好きかごり押しのメロパワは苦手
という人にはちょっと聴いてみてもいいかもしれない内容。
01.Wake Up Call
02.The End of the World
03.Story of Mankind
04.Lost Foreigner
05.One With Earth
06.To the Sky and Back
07.The Awakening
08.A New Dawn
09.Gone So Long
10.City Light
11.Fire Burns Again
- LACRIMAS PROFUNDERE/How to Shroud Yourself with Night (12/24)
- IMPERIAL CIRCUS DEAD DECADENCE/殯――死へ耽る想いは戮辱すら喰らい、彼方の生を愛する為に命を讃える――。 (11/23)
- PENCEY SLOE/Neglect (11/20)
- DRAGONLAND/The Power Of The Nightstar (11/19)
- DAWN OF SOLACE/Flames of Perdition (11/17)
- ALESTORM/Seventh Rum Of A Seventh Rum (11/07)
- GLASYA/Attarghan (11/05)
- THE UNCROWNED/Witness (11/02)
- FIRTAN/Marter (10/31)
- DRAGONLANCE/Chaos And Law (10/29)