日本の女性Vo擁する3人組による
メロディックメタルの2nd。
その女性VoのSHALが亡くなられるという残念な
ニュースがあり
ファンとしてはショックなのだが、
2ndアルバムはすでに完成されており、
無事にリリースされたわけだが。
1stの際に、あるレビューサイトでは
「PAMELAH」だと書いてあったが
(過去にそういう男女ユニットがあったのだよ)、
たしかに自分もファーストトラックを聴いた瞬間、
その例えに納得したし、
デビューアルバムとしては完成度の高い
内容だったという記憶がある。
で、今作もPAMELAHのような
サウンドがアルバム全編にわたって
展開されるだろう…、
という期待をして聴いてみたのだが…。
VoのSHALががんと闘病しながら
レコーディングに挑んだ云々が関係あるのか不明だが、
勢いがあった前作に比べて
今作は#1からどことなく"落ち着いている"。
なので1stの際に例えられたその
PAMELAH度はぐっと下がっている。
そしてメロディックメタル然としていた
前作に比べると
今作は勢いや攻撃性は抑えられ、
煌びやかなシンセが舞ったり
派手なギターソロはあるものの
ネオクラシカルなテイストもなくなり
普通のJ-ROCK/J-POPになっている。
個人的にはその辺りは残念である。
それに伴ってか、肝心のメロディも
オッとくるような部分はあるものの、
曲全体としては散漫なかんじで今一つピンとくるものがなく、
かといって決して前作が手放しで絶賛するほどの
内容だったかというと
個人的にはそうでもなくね?ではあったのだが、
それでもまずまずの内容だったのに対し、
今作はリピート再生したくなるような曲もなく、
凡庸な出来になってしまった。
キラーチューンの無さもそれに拍車をかけている。
01.MOON BEAMS
02.WITNESS
03.COLD SIGH
04.PARALLEL LINE
05.SUSTAINABLE
06.Ne-GT
07.SAW
08.JANUS
09.LAST MEMORY ~四月の風~
10.LAST ONE
- LACRIMAS PROFUNDERE/How to Shroud Yourself with Night (12/24)
- IMPERIAL CIRCUS DEAD DECADENCE/殯――死へ耽る想いは戮辱すら喰らい、彼方の生を愛する為に命を讃える――。 (11/23)
- PENCEY SLOE/Neglect (11/20)
- DRAGONLAND/The Power Of The Nightstar (11/19)
- DAWN OF SOLACE/Flames of Perdition (11/17)
- ALESTORM/Seventh Rum Of A Seventh Rum (11/07)
- GLASYA/Attarghan (11/05)
- THE UNCROWNED/Witness (11/02)
- FIRTAN/Marter (10/31)
- DRAGONLANCE/Chaos And Law (10/29)