過去にX JapanのRusty Nailの
カヴァーをやったことでもしられる
(実は本家よりこっちの方が好み)、
スウェーデンのメロパワバンドの6th。
前作は確か派手なオーケストレーションを
多用してRHAPSODY OF FIREのような
サウンドになったという記憶だけしかなかった。
なんでもAMARANTHEのメンバーがいるということで
モダンなサウンドが展開されるのか…
(ジャケットもそれっぽいし)?
と思ったら前作からいたらしい。
#1はオーケストレーションを使用した
壮大なインストで前作の流れを
今作も受け継ぐのかと思ったが
決してそうでもないようで?
#2になるとどちらかというとAMARANTHE色の強い
ダークでモダンなシンセが頻繁に登場する
サウンドが展開される。
メロディはそれなりにキャッチーで
(何よりも個人的にはこのVoの歌メロが好きなんだが)、
欲を言えば疾走ないしは
アップテンポ一辺倒にて欲しかったところ。
#3になるとそのモヤモヤを
吹き飛ばすような疾走曲が登場する。
ここ最近、本当になかった良質の
メロスピが飛び出して大満足なのだが、
それ以降はというと…。
疾走曲も数曲は用意はされているが
多くはミドルテンポであったり
ミドルテンポと疾走を繰り返す緩急をつけた
一筋縄ではいかないような複雑な展開をみせる
モダンプログレ的な雰囲気の曲があったり、
ダークな印象の強い曲があったり、
なんかいろいろと手の込んだサウンドが
次から次へと展開されるのだが
AMARANTHEのメンバーの影響だからなのか、
その色が今作はモダンプログレ的な要素が
濃く出ているような気しなくもない?
そこにDRAGONLANDらしいキャッチーなメロディが
MIXされたといえば聞こえはいいのだが、
これは好き嫌いが分かれそうな内容かもである。
悪くはないのだが好きにはなれないというのが
個人的な感想である。
DRAGONLANDらしさの強い#9、#10の流れは好きだが
スラッシュ疾走する#11は今一つで
その上9分台の#12はスローテンポメインでただただ退屈。
ボートラのような後2曲も
いいのか悪いのかよくわからないみたいな感じ。
#10の後は緩急の付いた大曲を持ってきて
それでボートラのような感じの2曲をつけ足した方が
印象がぐっと良くなっていたような気がするのは
自分だけだろうか?
01.The Awakening
02.A Light In The Dark
03.Flight from Destruction
04.Through Galaxies Endless
05.The Scattering Of Darkness
06.A Threat From Beyond The Shadows
07.Aphelion
08.Celestial Squadron
09.Resurrecting An Ancient Technology
10.The Power of the Nightstar
11.Final Hour
12.Journey's End
13.Oblivion
14.The Sun Always Shines On T.V.
- EINVIGI/Yö Kulje Kanssani (10/01)
- ROYAL HUNT/Dystopia Part II (08/26)
- GACHARIC SPIN/W (08/20)
- LACRIMAS PROFUNDERE/How to Shroud Yourself with Night (12/24)
- IMPERIAL CIRCUS DEAD DECADENCE/殯――死へ耽る想いは戮辱すら喰らい、彼方の生を愛する為に命を讃える――。 (11/23)
- PENCEY SLOE/Neglect (11/20)
- DRAGONLAND/The Power Of The Nightstar (11/19)
- DAWN OF SOLACE/Flames of Perdition (11/17)
- ALESTORM/Seventh Rum Of A Seventh Rum (11/07)
- GLASYA/Attarghan (11/05)