日本のギタリストとVoによるエピックメタルユニット。
2022年作で3rdとなる。
オーケストレーションを配した
壮大でドラマティックなメロパワといえば
その系の音楽のファンにとっては
思わず食いつきそうではあるのだが。
前作は正直最後まで聴き通せなかった記憶が…。
それなのにネットの評価も知る前に
なぜまた新作を購入したのかは謎である
(多分今作はいい内容を期待したのだろう)。
今作もプロデューサーはVIGILANTEのメンバーだが、
帯に書かれている参加メンバーには
ドラマーを参加させず、ギタリストの打ち込みによる様で
その地点でなんだか嫌な予感はしたのだが…。
オーケストレーションによるインスト#1のあとに
アップテンポの#2になるのだが、
今作は行けるのかと思ったのもつかの間
不安定なVoが入った瞬間に今作もアウト確定と。
相変わらずキレがない、盛り上がりに欠ける、
時折入るギターソロもどことなくたどたどしい。
今作も演奏者ら側だけで満足しているレヴェル止まりである。
良く書けば?どことなく2000年代にあった
イタリアとかドイツとかのB級メロスピバンドとなるのか?
ボロクソに叩かれたバンドたちは皆疾走を止め、
クオリティこそ高くはなった反面、
肝心のメロディまでも捨ててしまったわけだが…。
とりあえず#2はまだ聴けるほうなのだが(えっ)、
それ以降はアップテンポ主体で固めてはいるが
(とはいってもツーバス疾走曲はない)、
似たようなテンポに冴えないメロディといった感じ
(曲の違いが判らないくらいに同じにしか思えない…)、
正座をして聴くには苦痛を強いられるだけの曲がひたすら続くという…。
失礼な書き方で申し訳ないのだが
まだまだ聴かせられるレヴェルではなのに
9分以上の大曲を作ってはダメよと。
他にもいろいろと感想を書かないと物足りないのだが、
残念ながら思いつくような感想すら思い浮かばず…。
ということで今作も最後まで聴き通すことが
出来ずに途中で断念してしまうのだった。
01.Prologue -Chaos And Law-
02.Apostle Of Chaos
03.Angry Pirates
04.Bloodline Of Keeper
05.Night Blade
06.Dark Realm
07.Light Of Life
08.For Rule Of Warrior
09.Land Of Rest
10.Forbidden Ring
11.Lamentation Of My Soul
12.Resilience
13.Epilogue -Ruin Of The Soul-
- LACRIMAS PROFUNDERE/How to Shroud Yourself with Night (12/24)
- IMPERIAL CIRCUS DEAD DECADENCE/殯――死へ耽る想いは戮辱すら喰らい、彼方の生を愛する為に命を讃える――。 (11/23)
- PENCEY SLOE/Neglect (11/20)
- DRAGONLAND/The Power Of The Nightstar (11/19)
- DAWN OF SOLACE/Flames of Perdition (11/17)
- ALESTORM/Seventh Rum Of A Seventh Rum (11/07)
- GLASYA/Attarghan (11/05)
- THE UNCROWNED/Witness (11/02)
- FIRTAN/Marter (10/31)
- DRAGONLANCE/Chaos And Law (10/29)